日清オイリオグループ㈱ 

   
 第2四半期大幅増益  
 経常利益31億6000万円で50%増
 油脂・油糧、加工油脂とも増益に
 

 
 日清オイリオグループ㈱(東京都中央区・今村隆郎社長)は6日、平成27年3月期第2四半期決算を発表した。
 連結業績は売上高1,582億1,600万円で前年同期比2・6%減、営業利益30億8,500万円で同53・1%増、経常利益31億6,000万円で同50・0%増、4半期純利益18億9,600万円で同128・4%増と減収も大幅増益となった。
 セグメント の状況は次のとおり。
油脂・油糧事業
売上高1,021億7,000万円(前年同期比8・2%減)、営業利益19億4,300万円(同17・1%増)。国内油脂製品は、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響を受けたものの、積極的な拡販に努めた結 、販売数 は前年同期を上回ったが、市況の低迷を受けて販売価格が下落したことに伴い、売上高は前年同期を下回った。油粕は、PED(豚流行性下痢)の発生などによる配合飼料の生産 減少を受けて大豆・菜種ともに販売数 は減少したが、大豆粕の国際市場価格および菜種粕の輸入価格が上昇したことなどに伴い、売上高は前年同期並みとなった。また、中糧日清(大連)有限公司(旧大連日清製油有限公司)について、前年同期は連結子会社に含んでいたが、前期末に持分法適用関連会社に変更したことも影響し、売上高は減少。一方で積極的なコストダウンを推進したことなどで増益となった。
加工油脂事業
売上高433億8,600万円(同11・2%増)、営業利益10億3,500万円(同696・2%増)。国内の加工油脂事業は、ショートニングやチョコレート用油脂などを中心に販売が堅調に推移し、販売数 、売上高ともに前年同期を上回った。利益 でも前年同期を上回った。子会社の大東カカオは、積極的な拡販に努めた結 、販売数 、売上高では前年同期を上回ったが、カカオ相場の高騰に伴い原材料価格が上昇したことによって、利益 では前年同期を下回った。ISFは、欧州向けの高付加価値商品に販売構成をシフトしたことに伴い、販売数 は前年同期を下回ったが、パーム油相場の急落によって販売価格が下落した前年同期と比較し、売上高は前年同期を上回るとともに、利益 でも大幅に前年同期を上回った。
ファインケミカル事業
  売上高73億8,600万円(同9・2%増)、営業利益2億3,500万円(同22・5%減)。化粧品原料は、大手ユーザー向けなど主に国内で販売が好調に推移し、売上高、利益とも前年同期を上回った。中鎖脂肪酸は販売数 、売上高は前年同期を上回ったが、円安や原材料価格高騰に伴う原価上昇で利益 では前年同期を下回った。IQL社は、スペイン国内向けを中心に販売が好調に推移し、売上高、利益とも前年同期を上回った。
ヘルシーフーズ事業
売上高35億5,100万円(同4・1%減)、営業損失2,700万円(前年同期営業損失2,300万円)。ドレッシング・マヨネーズ類は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響や野菜高騰に伴う需要の減少などに伴い、販売数 、売上高とも前年同期を下回ったが、適正価格での販売やコストダウンに努めた結 、利益 では前年同期を上回った。特保食品・治療食も同様に増税に伴う影響などから販売数 が減少し、売上高、利益 とも前年同期を下回ったが、高齢者食品は売上高、利益とも前年同期を上回った。子会社のもぎ豆腐店は、売上高は前年同期並みを確保したが、利益面では原材料である国産大豆価格が高騰したことなどで前年同期を下回った。
その他
売上高17億2200万円(同2・2%増)、営業利益1億7800万円(同15・6%減)。
 通期の連結業績予想は売上高3260億円で前期比3・3%減、営業利益64億円で同25・4%増、経常利益60億円で同18・6%増、当期純利益28億円で同23・0%増。