昭和産業㈱

   
 第2四半期増収減益に  
 経常利益53億5000円で1.8%減
 油脂事業は減収も営業利益2割増
 

 
 昭和産業㈱(東京都千代田区内神田・岡田茂社長)は6日、平成27年3月期第2四半期決算を発表した。
 連結業績は売上高1,233億9,500万円で前年同期比1・2%増、営業利益48億9,300万円で同0・9%減、経常利益53億5,000万円で同1・8%減、当期純利益35億800万円で同9・3%減と増収減益となった。
セグメント別の概況は次のとおり。
製粉事業=売上高311億7,600万円(前年同期比5・3%増)、営業利益11億5,900万円(同28・7%減)。業務用小麦粉の販売数 は、提案型の営業活動を展開したことで前年同期を上回った。業務用プレミックスの販売数 は前年同期を上回った。ふすまの販売数 は前年同期を下回った。販売価格は輸入小麦の政府売渡価格が4月に2・3%(税込価格)引き上げられたことを受け、小麦粉製品の価格改定を実施した。
油脂事業=売上高293億7,400万円(同1・8%減)、営業利益17億1,600万円(同20・8%増)。業務用食用油の販売数 は、新製品の投入や顧客ニーズを捉えた営業活動を展開したことで前年同期を上回った。業務用食材の販売数 は、中食市場や外食市場などへの営業活動を強化したことで前年同期を上回った。販売価格は、原料穀物価格の影響で前年同期を下回った。
ぶどう糖事業=売上高187億9,100万円(同2・6%減)、営業利益15億4,700万円(同3・4%増)。糖化製品の販売数 は、加工食品メーカー向けの販売数 が好調に推移したことなどで前年同期を上回った。コーンスターチの販売数 は、積極的な営業活動を展開したことから前年同期を上回った。販売価格は、原料穀物価格の影響で前年同期を下回った。
家庭用食品事業=売上高104億5,600万円(同6・3%減)、営業利益1,700万円(同4,600万円増)。家庭用食用油の販売数 は前年同期を上回った。家庭用プレミックスの販売数 は前年同期を下回った。販売価格は消費者の節約志向の影響などで、一部の製品では価格改定が進まなかった。
飼料事業=売上高309億500万円(同5・2%増)、営業利益1億3,100万円(同66・5%増)。配合飼料の販売数 は、PED拡大の影響から養豚用飼料の販売数 が減少したが、養鶏用飼料の販売数 が好調に推移したことから前年同期を上回った。鶏卵の販売数 は、積極的な営業活動の展開で前年同期を上回った。配合飼料の販売価格は、原料穀物価格の影響で前年同期を下回った。鶏卵の販売価格は鶏卵相場の上昇で前年同期を上回った。
倉庫事業=売上高15億5,800万円(同2・2%増)、営業利益4億500万円(同12・5%増)。貨物獲得競争が激化する中、商社や主要顧客との取り組みを強化し、荷役 の増加に努めたことから売上高は前年同期を上回った。
不動産事業=売上高9億8800万円(同1・3%減)、営業利益5億1,900万円(同4・1%減)。オフィス用賃貸ビルの賃料収入は前年同期並み。商業施設用ビルの賃料収入は、ショーサンプラザ(埼 県上尾市)のリニューアル工事に伴うテナントの一時閉店などによって前年同期を下回った。
その他=売上高1億4,300万円(同22・0%増)、営業利益3,100万円(同81・1%増)。
 通期の連結業績予想は、売上高2,500億円で前期比1・5%増、営業利益90億円で同5・3%増、経常利益97億円で同0・6%増、当期純利益65億円で同0・6%増。