味 の 素 ㈱      11-12

   
 第2四半期決算は減収減益に  
  飼料用アミノ酸苦戦響く
 国内食品改善、海外食品は伸長
 

 
 味の素㈱(東京都中央区・伊藤雅俊社長)は6日、2015年3月期第24半期決算説明会を開催した。
 当期の連結業績は、売上高4676億2200万円で前年同期比0・3%減、営業利益285億8800万円で同3・9%減、経常利益319億900万円で同3・6%減、4半期純利益207億4700万円で同7・1%減。
 売上高は医薬の事業移管の影響、飼料用アミノ酸などが減収も、海外食品、国内食品の増収でほぼ前年同期並み。営業利益は海外食品が大幅増益となったものの、他のセグメントが減益となった。ただ、7〜9月期は増収増益となった。
 セグメント の概況は次のとおり。
国内食品
売上高1472億円で同2・1%増、営業利益101億円で同11・1%減。冷凍食品の売上げが伸長したことに加え、調味料・加工食品で消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響が収束し、7月から増収に転じたことから、売上高は前年同期を上回った。営業利益は、販売費の増加や冷凍食品の原材料価格高騰に伴うコスト増で減益となった。
海外食品
売上高1531億円で同6・3%増、営業利益164億円で同28・3%増。売上高はベトナムやインドネシア、タイにおいて、うま味調味料「味の素」、風味調味料、即席麺の売上げが伸長し、前年同期を上回った。営業利益はコンシューマーフーズの増収などで大幅な増益となった。
バイオ・ファイン
  売上高1082億円で同3・0%減、営業利益25億円で同33・7%減。飼料用アミノ酸の販売価格下落で大幅減益となった。
医  薬
  売上高187億円で同32・6%減、営業利益2億円で同84・6%減。
その他(油脂・コーヒー)
  売上高401億円で同2・2%減、営業損失7億円。物流事業の影響で減収減益となった。
 
   

国内食品
売上高1472億円で同2・1%増、営業利益101億円で同11・1%減。冷凍食品の売上げが伸長したことに加え、調味料・加工食品で消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響が収束し、7月から増収に転じたことから、売上高は前年同期を上回った。営業利益は、販売費の増加や冷凍食品の原材料価格高騰に伴うコスト増で減益となった
海外食品
売上高1531億円で同6・3%増、営業利益164億円で同28・3%増。売上高はベトナムやインドネシア、タイにおいて、うま味調味料「味の素」、風味調味料、即席麺の売上げが伸長し、前年同期を上回った。営業利益はコンシューマーフーズの増収などで大幅な増益となった。
バイオ・ファイン 
売上高1082億円で同3・0%減、営業利益25億円で同33・7%減。飼料用アミノ酸の販売価格下落で大幅減益となった。
医  薬
売上高187億円で同32・6%減、営業利益2億円で同84・6%減。
その他(油脂・コーヒー)
売上高401億円で同2・2%減、営業損失7億円。物流事業の影響で減収減益となった。
説明会で、伊藤社長は国内食品について「家庭用は増税前の駆け込み需要の影響を需要喚起策で打ち返し、7月以降は前年を上回って推移。外食デリカは増税や天候不順の影響はあるも、機能型食品の伸長で上期売上高は前年比104%と安定的な成長を実現している」と総括した上で、下期について「スペシャリティ化を継続的に創出。家庭用、外食デリカとも当社独自技術によって適応した価値を提供。顧客価値創造型製品をさらに広げ、 期販売は前年を上回る見込みだ」と述べた。
 このほか、伊藤社長は冷凍食品事業の国内外での強化、海外食品事業のさらなる拡大策などについて説明した。
 期の連結業績予想は、売上高1兆80億円で前期比6・0%増、営業利益700億円で同13・3%増、経常利益750億円で同9・0%増、当期純利益440億円で同4・4%増。