ボーソー油脂㈱    11-13

 
 経常益2億4,800万円で大幅増益   第2四半期は減収増益に
 油脂収益改善、コスト削減で
 

 
 ボーソー油脂㈱(東京都中央区・片岡治男社長)は7日、平成27年3月期第2四半期決算を発表した。
 連結業績は売上高96億4,100万円で前年同期比3・1%減、営業利益2億6,700万円(前年同期営業損失1億4,800万円)、経常利益2億4,800万円(同経常損失1億6,200万円)、4半期純利益1億4,800万円(同4半期純損失8,400万円)となった。売上高については海外原料穀物価格の低下を受け、油脂製品価格が低下したことで若干の減少。利益 では固定費を中心に全社的なコスト削減を徹底する中で、海外原料穀物価格の低下を受け、油脂製品の収益が好転したことで大幅に改善した。
 当期のわが国経済は、政府による経済政策や金融政策を背景として企業収益や雇用環境が改善傾向を示すなど、穏やかな回復基調で推移した一方、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動や円安による原材料や原油価格の上昇、個人消費の減退など景気の先行きは依然として不透明な状況となった。
 植物油業界においては、それまで高騰を続けてきた海外原料穀物価格が昨年夏場頃からようやく低下傾向となったが、円安によってその効果が限定的なものにとどまり、加えてエネルギーコストなどの製造コストが上昇。また、油脂需要の伸び悩む中で製品価格が軟調に推移するなど厳しい経営環境となった。こうした状況下、顧客ニーズにマッチしたきめ細かな営業活動を展開し、油脂製品の販売数 については前年同期を上回った。油粕製品についても生産に合わせた適切な販売数 を確保することができたが、石鹸・化粧品は消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動で減少した。
 期の業績予想は売上高189億円で前期比7・0%減、営業利益2億3,500万円、経常利益2億4,000万円、当期純利益1億5,000万円。