愛知県油脂卸協同組合 

   
 優良従業員表彰と講演会を開催  
  計7人が永年勤続表彰に 
 Jオイル・小林氏が油脂事情説明
 

 
 愛知県油脂卸協同組合(太田健介理事長)は19日、名古屋市中区の石油会館で「平成26年度永年勤続優良従業員表彰式並びに経営講演会」を開催した。従業員表彰では愛知県知事表彰に六人、組合理事長表彰は一人が受賞。経営講演会では第一部で日本植物油協会会長会社であるJーオイルミルズ名古屋支店業務用グループの小林良行部長が「今 の油脂事情について」、第2部ではNPO法人WinWin育成協会の上野恭子理事長が「目からウロコのコーチング」をテーマに講演を行った。
 表彰式では、太田健介理事長(太田油脂社長)が「今回で第49回目を迎え、大変歴史のある表彰式であると同時に、愛知県知事から表彰をいただけるというでも大変貴重なものである。本日は7名が対象となるが、社員あっての企業永続ということを、私も経営者として普段からそう考えている。7人の方々は、今まで以上に活躍していただき、ますます会社の中心となってがんばっていただきたいと思っている」とあいさつした。
 永年勤続優良従業員表彰は今年で第49回目。組合員各社の優良従業員を表彰するもので、勤続15年の愛知県知事表彰では愛知県農林水産部食育推進課の兼松功主幹から表彰状が授与された(組合理事長表彰は被表彰者が欠席)。
今回、表彰を受けた従業員は次のとおり(敬称略)
長本孝幸(太田油脂)、松岡廣哉(同)、今井利至(同)、水谷章(同)、石川和典(同)、岡部敏之(同)
愛知県油脂卸協同組合理事長表彰
坂元勝(名古屋油糧)
 引き続き、兼松功主幹が「本日、表彰を受けられた方々は知事表彰が15年、組合理事長表彰が10年と本当に長い間勤務された方々と聞いている。皆さま方にはこうした長い年月、油脂卸業に勤務され、成績優秀で他の従業員の模範であると認められたわけだが、これも皆さま方の地道な努力の積み重ねの賜物であると同時に、ご家族の支えがあったからこそであると思う。本日19日は、愛知県がいま推進している家族や友人と一緒に食事を楽しむ、お家ごはんの日ということと、愛知県内のノー残業デーということで、今日はぜひ早めに帰宅していただいて、家族の皆様とともにこの喜びを分かち合っていただきたいと思う。また、仕事と生活を両立させるというワークライフバランスを県で推進しているが、皆さま方にも積極的に取り組んでいただきたい。今回表彰を受けた方々は15年、10年ということであるので、知識や経験が豊富であると思う。こうした知識や経験を生かしていただきながら、組織の中核として、これまで以上にご活躍していただきたい。そして、油脂業界の発展に寄与されることを期待したい」と祝辞を述べた。
 経営講演会ではJオイルミルズの小林良行氏が「今般の油脂事情について」をテーマに、大豆、菜種、パーム油といった原料の世界的な需給状況と相場動向を詳細に説明。小林氏は原油安が油脂相場にとって弱材料にはなるとした上で「しかしながら、すべての原料に共 するのは急激な円安が来年一月以降に効いてきて、大幅なコストアップ要因になるということだ。また、搾油コストを考えると、10〜12月の大豆ミール、菜種ミールは前回から大幅に値下がりしている。米大豆は豊作だが、南米次第では反転する可能性もあり、菜種はカナダが減産となっており、相場も一時と比べ上昇に転じている。取り巻くコスト環境は非常に厳しくなっており、来年以降、価格を引き上げざるを得ない状況となっている。皆さま方にもどこかのタイミングでご協力をお願いすることになると思う」と述べた。



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