日清オイリオグループ 9月19日

   
 オリーブオイルのメニューの
  提案余地大きい50〜60代
 ひとり暮らしの小容量ニーズ高い
 

 
 日清オイリオグループ㈱(東京都中央区・今村隆郎社長)の「生活科学研究室」は、社会環境や生活者の価値観の変化、それらに起因する生活習慣の動向などについて調査し、情報発信をしている。生活科学研究室では、食用油に関する事項を包括的に盛り込んだ調査を継続的に実施。今回はキャノーラ油、ごま油、オリーブオイルを中心に、使用理由や不満点などについて詳細な調査を実施することで、食用油全般や各油種に対する生活者の意識を明らかにした。
 調査方法はインターネットで調査地域は全国。調査対象は週に一日以上夕食を作る20~60代の女性、サンプル数500サンプル。調査実施日は2014年6月23~25日
 調査結果の概要は次のとおり。
 
オリーブオイルのメニュー
 提案余地が大きい50〜60代

 キャノーラ油の使用理由は「継続性」(昔から使い続けている)、ごま油は「風味」(風味が好き)、オリーブオイルは「健康性」(体に良さそう・良い)がトップとなった。オリーブオイルの使用理由として、「様々なメニューに使える」と回答した人を年代別にみると、50代、60代で低くなった。また、オリーブオイル非使用者の使用しない理由として、「作るメニューが限られる」と回答した人を年代別にみると、50代、60代で高くなっていることから、この年代はオリーブオイルのメニューの汎用性が低いと思っている様子がうかがえた。また、ごま油、オリーブオイルを現在使用していない人でも、「使用意向」はともに八割弱と高い。
 
食用油の風味劣化に不満を持つ「ひとり暮らし」
 食用油の不満点として、ごま油、オリーブオイルは「風味が劣化しやすい」が上 になった。家族形態 でみると、どちらの食用油も「ひとり暮らし」で最も高くなり、「夫婦のみ」、「夫婦と子」と比べて大きな差がみられた。以前、実施した調査で、「ひとり暮らし」は食用油の使い切り期間が長いことが分かっており、このことが風味への不満に結びついていると推測される。
 一方で、どの食用油も「価格が高い」が不満点のトップ(キャノーラ油33%、ごま油44%、オリーブオイル68%)。「とくに不満はない」はキャノーラ油66%、ごま油52%、オリーブオイル49%だった。
 
健康感や天然感へのこだわりが強いオリーブオイル
 キャノーラ油は「価格よりも、健康に良いことを優先して選ぶ」(28%)と「何よりも価格を優先する」(25%)が同程度いることが分かった。ごま油は「価格よりも、風味を優先して選ぶ」(31%)、オリーブオイルは「価格よりも、健康に良いことを優先して選ぶ」(30%)、「天然感の強いものが良い」(30%)が最も高くなった。
 キャノーラ油は「軽さ」、ごま油は「風味」、オリーブオイルは「高級感」が魅力
 食用油の商品名についていたら魅力を感じるワードは、キャノーラ油が「さらっと」、「すっきり」のような軽さ、ごま油は「芳醇」、「濃厚」のような風味の強さ、オリーブオイルは「プレミアム」、「贅沢」のような高級感を感じさせるワードが上 。
 
さまざまな小容量サイズの食用油を
 試したい「ひとり暮らし」

 食用油の容量については、「グラム単価が高くても、小容量の方が良い」は39%、「小容量で、様々な種類を試したい」は49%となった。家族形態 では、それぞれ「ひとり暮らし」で最も高くなっていることから、「ひとり暮らし」の小容量へのニーズは高いことが分かった。