米農務省(USDA)

   
 新穀全綿花イールド2.1%低下  
 1654万俵で前年比5.5%減少
 期末在庫520万俵で7.1%の減少
 

 
 米農務省(USDA)は9月11日(現地時間)に今年5回目の報告となる2014/15年度の米国産新穀「飼料穀物」及び「全綿花」の需給予想を発表した。
 このうち米国産全綿花の需給見通しは、耕地別で作付面積が前月(8月12日)発表から36万エーカー(3・2%)減の1101万エーカーに、収穫面積も同36万エーカー(3・5%)減の988万エーカーに、イールド(エーカー当たり収 )についても同17ポンド(2・1%)減の803ポンドにそれぞれ下方修正した。
 作付・収穫面積とイールドを下方修正した事により生産高予想は前月発表から数 で96万俵(1俵=480ポンド)、比率で5・5%の減産予想となった。
 供給量は、期初在庫が同15万俵(5・8%)減の245万俵となった事で、供給合計は前月発表から111万俵(5・5%)下方修正して1900万俵となった。
 全綿花の需要は「国内」(380万俵)は前月発表を据置いたものの、「輸出」については、前月から70万俵(6・5%)下方修正して1,000万俵丁度となった。需要合計も前月から70万俵(4・8%)下方修正して1,380万俵となった。
 需要の減少幅を上回る供給量の下方修正により、新穀全綿花の期末在庫予想は、前月発表から40万俵(7・1%)下方修正して520万俵となった。
 世界の綿花生産0.3%微増加インドが100万俵上方修正し世界の2014/15年クロップの新穀綿花の生産高予想では、ウズベキスタン、アルゼンチンが前月発表を下方修正する中で、インド、トルコが上方修正した事で、全世界では、前月発表から37万俵(0・3%)上方修正して1億1,801万俵となった。
 米国以外の主要生産国で生産高を上方修正したのは、インドが前月から更に100万俵(3・4%)増の3,000万俵丁度に、トルコも同25万俵(8・6%)増の315万俵に、それぞれ上方修正している。
 生産高を減少させたのはウズベキスタンが同10万俵(2・4%)減の410万俵に、アルゼンチンも同10万俵(8・1%)減の113万俵に、それぞれ下方修正した。
 その他の中国(2,950万俵)、パキスタン(950万俵)、タルクメニスタン(145万俵)、ブルキナファソ(110万俵)、オーストラリア(250万俵)、ギリシャ(140万俵)の主要各国が、前月発表を据置いた。
 米国産飼料穀物は単収増
 生産予想が前月比2.5%増

 一方、米国産飼料穀物の2014/15年度産需給報告では、作付・収穫 積は前月を据置いたものの、イールドを0・1トン上方修正した事で、生産高予想は、前月から更に930万トン(2・5%)上方修正して3億8,190万トンとなった。