2016年通関
   10月豆粕輸入9万1993 トン24.4%減  
  輸入単価4万9859円8.2%安
 国産優先から累計も5.8%減少
     
   財務省関税局は11月29日に、2016年10月の輸入 関実績を公表した。このうち「大豆粕」の輸入量は、各国合計で9万1,993トンと、前年同月の12万1,760トンに比べ、数量で2万9,767トン、比率で24・4%の大幅な減少となった。
 国産大豆粕の安定供給もあって、8月も17・0%の、前9月も14・5%の減少と、当月も含め3カ月連続での大幅な減少となった。
 最大輸入先である中国からの輸入 は7万2,267トンで、全体に占めるシェアは78・6%と、自家消費の増加から輸入価格の有利性が低下する中で前年同月に比べ、3・2ポイント上昇したものの前月に比べると8・1ポイント低下している。
 本年の大豆粕の輸入経緯は、2015年の大豆粕の年間生産 が170万134トン(対前年比113・3%)に増加した事もあって、国産優先から輸入ミールは1~3月と減少傾向にあった。
 本年の大豆粕輸入は、1月が40・0%の大幅な減少、2月も14・5%の減少、3月も8・8%の減少と、3カ月連続で前年実績を下回っていた。4月は同42・3%増、5月も9・6%の増加、6月も4・2%の増加、7月も30・9%の大幅な増加と、4カ月連続で前年実績を上回った。
 5カ月振りに前年実績を上回った8月以降は、当月まで3カ月連続で前年実績を大幅に下回っている。
 1~3月の大幅減少と8、9、10月の大幅減少の影響から1~10月累計の輸入 も142万2,408トンと、前年同期を8万8,238トン(5・8%)下回って推移している。
 10月の大豆粕の輸入金額は、各国合計で45億8671万4,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、4万9,859円で、為替の円高から遂に5万円の大台を割り込み、前年同月の5万4,331円に比べ、トン当たり4,472円(8・2%)下落している。
 輸入単価は、前9月に1旦前年増に転じていたが、当月は再び、前月に比べても同828円(1・6%)下落している。
 また、最大輸入先である中国の輸入単価は、同4万6,141円と、前月に比べ1,226円(2・6%)の下落に転じている。
 2016年10月単月及び1~10月累計の大豆粕の主要国 輸入実績と金額は次の通り。
▽韓  国 3,269トン(1億7582万4,000円)、1~10月累計5万8198トン(27億3,258万6,000円)
▽中  国 7万2,267トン(33億3444万9,000円)、同102万5,031トン(438億180万5,000円
▽台  湾 40トン(321万8,000円)、同462トン(5,155万5,000円)
▽ベトナム 51トン(206万6,000円)、同203トン(597万円)
▽インド 2893トン(1億9,929万3,000円)、同3万7,736トン(27億9,440万5,000円)
▽米  国 9,633トン(6億9,877万8,000円)、同10万5,370トン(75億9,234万3,000円)
▽ブラジル 78トン(649万4,000円)、同16万4,013トン(70億8,478万円)
▽アルゼンチン 3,690トン(1億6,138万1,000円)、同3,771トン(1億6,311万2,000円)
▼10月合計 9万1,993トン(45億8,671万4,000円)、1~10月累計142万2,408トン(652億9,132万8,000円)。
 



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