USDA
   米大豆需給の全ての数値据置く  
  終盤に買いが入り相場反発
 BDFで大豆油の国内需要増加
     
   米農務省(USDA)は現地12月9日に、今年8回目の報告となる米国農産物2016/17年クロップの需給報告を発表した。
 このうち、2016/17年産大豆(2016年9月〜17年8月クロップ)の需給予想では、耕地 、供給 、需要 、期末在庫の全ての数値について、前月(11月9日)発表を据置いた事から、イールド(エーカー当たり収 /52・5ブッシェル)も生産高(43億6,100万ブッシェル/約1億1,869万トン)も前月発表の史上最高予想を据置いている。
 当日のシカゴ大豆相場は、USDAが期末在庫予想(4億8,000万ブッシェル)を据置き、市場予想を1,000万ブッシェル上回った事は嫌気し,たものの、取引終盤に買いが入った事を好感して反発した。期近一月きりは前日比10・50セント高の1,037・50セントで取引を終えた。
 また、大豆製品では、米国のBDF(バイオディーゼル燃料)の使用義務数引き上げに伴い、生産は222億9,000万ポンドが据置かれたものの、期初在庫が前月から3100万ポンド(1・8%)下方修正して16億8,700万ポンドとなった。
 大豆油の供給量は輸入を前月から2,500万ポンド(10・0%)上方修正して2億7,500万ポンドとしたものの、期初在庫の急減から供給合計は、前月から600万ポンド減の242億5200万ポンドとなった。
 大豆油の需要量は、「輸出」需要(21億5,000万ポンド)は前月発表を据置いたものの、前述したBDF需要から「国内」需要が前月から1億ポンド(0・5%)上方修正して205億5,000万ポンドとなった。需要合計も同1億ポンド(0・4%)増加して227億ポンド丁度となった。
 供給量の減少に加え、需要が増加した事から、米国産大豆油の期末在庫は、前月から1億600万ポンド(6・4%)下方修正して15億5,200万ポンドとなった。
 一方の大豆ミール需給については、期初在庫は据置いたものの生産を前月から20万トン(0・4%)下方修正して4,561万1,000トンにした。ただ、輸出需要を20万トン(1・7%)下方修正して1,180万トンとした事から期末在庫の30万トンは据置いている。
 



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