日本フードサービス協会(JF)
   10月の外食産業市場動向調査   
 全店売上げは前年比5.3%増
 客数伸長、FFが全体を牽引に
     
   日本フードサービス協会(JF)は11月25日、今年10月度の外食産業市場動向調査結果を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ5・3%増となり、2カ月連続で前年を上回った。客数が同4・6%増と2カ月連続で伸長し、客単価も同0・6%増となった。今年の10月は、前年より休日数が1日多い曜日回りがファーストフード(FF)やファミリーレストラン(FR)など週末の集客が大きい業態の売上げを引き上げたことに加え、ハロウィーン需要などで好調だったFFが引き続き全体を牽引した。
 店舗数は同0・1%減。  業態別では、ファーストフードの売上げは同9・4%増と伸長し、11カ月連続で前年を上回った。客数は同6・1%増で客単価も同3・1%増と伸びた。業種別では、「洋風」の売上げは同12・9%増(客数同5・1%増、客単価同7・4%増)。過去好評だった商品の復刻キャンペーンが好調なところもあった。牛丼などの「和風」は同12・6%増(同14・5%増、同1・7%減)。携帯会社とのコラボキャンペーンが客数を押し上げた。「麺類」は同4・4%増(同4・1%増、同0・3%増)。携帯アプリでの販促や新商品が好調だった。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同4・1%増(同1・8%増、同2・3%増)。季節限定の高単価メニューなどが好評。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同5・1%増(同3・4%増、同1・6%増)。アイスクリームでハロウィーンキャンペーンが奏功した。
 ファミリーレストランの売上げは同3・0%増と3カ月ぶりに前年を上回った。客数が同2・9%増、客単価も同0・1%増。曜日回りが客数を押し上げた。業種 では、「洋風」の売上げは同3・1%増(同3・1%増、同0・0%)。価格訴求力のある店が引き続き好調だった。「和風」は同2・3%増(同1・9%増、同0・5%増)。メニュー改定で客単価が上昇した店もあった。「中華」は同2・3%増(同1・8%増、同0・5%増)。食材の国産化などの取り組みが結実したところもあった。「焼肉」は同4・8%増(同7・5%増、同2・5%減)、値頃感のあるメニュー導入で客数が増えた。
 パブ・居酒屋の売上げは同7・4%減、客数同5・3%減、客単価同2・2%減。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは同4・0%増(同4・5%増、同0・4%減)、ハロウィーン需要や店舗増などで伸長。「居酒屋」は同10・1%減(同8・4%減、同1・8%減)、引き続き店舗数削減の影響で、売上げは依然として前年割れが続いている。
 ディナーレストランの売上げは同5・3%増と2カ月連続で伸長。客数同6・4%増、客単価同1・0%減。店舗増や休祝日の集客増が効いた。
 喫茶の売上げは同0・4%増、客数同1・4%減、客単価同1・8%増。平日の少ない曜日回りなどがマイナスに作用したが、客単価が上昇した。
 店舗数は、ファーストフードが同0・5%減(洋風2・3%減、和風2・1%増、麺類1・0%増、持ち帰り米飯/回転寿司2・8%減、その他1・3%増)、ファミリーレストランが同0・2%減(洋風0・4%減、和風0・1%減、中華1・3%減、焼肉2・2%増)、パブ/居酒屋が同4・7%減(パブ・ビヤホール6・1%増、居酒屋6・2%減)、ディナーレストランが同5・5%増、喫茶が同0・6%増。
 



 USDA