U S D A
   世界大豆生産3億3800万トン微増  
  インドが180万トン上方修正
 供給が需要上回り在庫1.6%増
     
   米農務省(USDA)は、12月9日(現地時間)に今年8回目の報告となる2016/17年度産「世界の新穀大豆需給予想」を発表した。
 それによる世界の大豆生産高予想は、米国が耕地 や供給、需要、期末在庫の全ての数値を前月(11月9日)発表と据置く中で、インド、カナダが前回発表から上方修正させ事で、全世界合計では前月発表から更に191万トン(0・6%)上方修正して3億3800万トンとなった。
 生産予想を上方修正した国は、中国産ミールの価格上昇から日本の輸入大豆ミールの主要輸入先になっているインドが、前月発表から180万トン(18・6%)増の1,150万トンに、カナダも同45万トン(7・5%)増の645万トンにそれぞれ上方修正した。
 生産予想を下方修正した国は、南アフリカが前月発表から29万トン(25・9%)減の83万トンに、インドネシアも僅か3万トン(5・0%)減の57万トンにそれぞれ下方修正した。
 その他の米国(1億1,869万トン)、ブラジル(1億200万トン)、アルゼンチン(5,700万トン)、パラグアイ(917万トン)、ボリビア(313万トン)、中国(1,250万トン)、ロシア連邦(300万トン)、ウクライナ(400万トン)、EUー28(242万トン)、ナイジェリア(68万トン)の各国は、前回発表を据置いている。
 世界の大豆の需給環境は、消費高で米国(5,600万トン)、ブラジル(4,410万トン)、中国(1億80万トン)、日本(336万トン)が前月発表を据置いた。アルゼンチンが同50万トン(1・0%)下方修正して4825万トンとする中で、それを上回る規模でEUー28が同90万トン(5・8%)上方修正して1629万トンとした事で、全世界では前月から140万トン(0・4%)上方修正して3億3,009万トンとなった。
 世界の輸入高予想は、主要輸入国の中国(8,600万トン)、日本(310万トン)、メキシコ(430万トン)が前月発表を据置く中で、EUー28が前月から80万トン(6・2%)上方修正して1380万トンとした事で、全世界では75万トン(0・6%)上方修正して1億3696万トンとなった。
 世界の輸出高予想は、米国(5,579万トン)、ブラジル(5,840万トン)、パラグアイ(530万トン)、EUー28(15万トン)、中国(15万トン)が前月発表を据置く中で、アルゼンチンが前月から25万トン(2・7%)下方修正して900万トンとした事で、全世界では前月発表から僅か9万トン上方修正して1億3,925万トンとなった。
 世界の消費高、輸出高見通しの上方修正数値を上回る供給 の上方修正から、全世界の新穀大豆の期末在庫予想は、前月発表から更に132万トン(1・6%)上方修正して8,285万トンとなった。
 



  東京油問屋市場