日本フードサービス協会(JF)
   11月の外食産業市場動向調査 
 全店売上げは前年比1.7%増
 客数伸長、好調のFFが牽引に
     
   日本フードサービス協会(JF)は昨年12月26日、16年11月度の外食産業市場動向調査結 を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ1・7%増となり、3カ月連続で前年を上回った。客数が同1・6%増と3カ月連続で伸長し、客単価も同0・1%増となった。昨年の11月は、前年より休日数が1日少ない曜日回り、北日本での低温や関東甲信越での記録的に早い積雪など、外食のマイナス要因があったにもかかわらず、好調なファーストフード(FF)が引き続き全体を牽引した。店舗数は同0・6%増。
 業態別では、ファーストフードの売上げは同4・0%増と伸長し、12カ月連続で前年を上回った。客数は同4・4%増、客単価は同0・5%減。業種 では、「洋風」の売上げは同4・3%増(客数同2・4%増、客単価同1・9%増)。人気メニュー復刻キャンペーンで引き続き好調なところもあった。牛丼などの「和風」は同5・7%増(同5・0%増、同0・6%増)。鍋など季節メニュー、定食メニュー、地域限定メニュー等が好評だった。「麺類」は同3・8%増(同3・5%増、同0・3%増)。新商品の販促強化で堅調。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同0・3%減(同0・5%減、同0・1%増)。店舗数の減少で微減。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同7・0%増(同28・4%増、同16・7%減)。アイスクリームが携帯会社とのコラボキャンペーンで客数が大幅に増えた。
 ファミリーレストランの売上げは同1・3%減と2カ月ぶりに前年を下回った。客数が同1・7%減、客単価は同0・4%増。曜日回りの影響で客数が伸びなかった。業種 では、「洋風」の売上げは同1・1%減(同1・8%減、同0・7%増)。クーポンや高単価メニューの投入効 が見られたものの、悪天候と曜日回りが影響した。「和風」は同2・5%減(同2・5%減、同0・1%増)。比較的客単価の高いブランドで集客が苦戦した。「中華」は同1・0%増(同0・0%、同1・1%増)。会員募集キャンペーンなどが奏功した。「焼肉」は同2・8%減(同3・4%減、同0・6%増)。集客が振るわなかった。パブ・居酒屋の売上げは同3・4%減、客数同2・0%減、客単価同1・4%減。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは同3・0%増(同3・1%増、同0・1%減)。遅い時間帯の客足は落ちたものの、店舗数が増加した。
 「居酒屋」は同5・0%減(同3・6%減、同1・4%減)。引き続き店舗数削減の影響で、売上げは前年割れが続いている。ディナーレストランの売上げは同5・2%増と3カ月連続で伸長。客数同6・7%増、客単価同1・5%減。客単価は下落傾向にあるものの、店舗増や休祝日の集客増が効いた。喫茶の売上げは同1・2%増、客数同0・0%、客単価同1・2%増。新作メニュー、既存メニューの冬季バージョンなどを店頭で積極的にPRした。
 店舗数は、ファーストフードが同0・3%増(洋風0・9%減、和風2・2%増、麺類3・7%増、持ち帰り米飯/回転寿司3・1%減、その他0・8%増)、ファミリーレストランが同0・0%(洋風0・2%減、和風0・1%増、中華1・0%減、焼肉1・9%増)、パブ/居酒屋が同2・2%減(パブ・ビヤホール6・2%増、居酒屋3・7%減)、ディナーレストランが同6・5%増、喫茶が同0・8%増。
 
     



  Index