カネダ株式会社
   新春経済講演会を盛大に開催  
  金田康男社長が年頭挨拶
  時代の流れに適応しつつ変化を
     
   カネダ㈱(東京都中央区・金田康男社長)は1月12日、東京・港区のホテルニューオータニで新年恒例の「新春経済講演会」を開催した。当日は、製油メーカーをはじめとする取引先各社、流通、商社など約700人が来場。例年にもまして、新年を飾るにふさわしい華やかな顔触れがそろい、盛大に催された。
 同社は、食品・油脂をはじめ、石油、化学品、医薬・化粧品など幅広い事業分野をカバーする専門商社。今回で第60回を数える「新春経済講演会」は、同社のこうした多 なビジネス展開を象徴するものであり、各界の注目度も高い。講演会では、金田展明専務の挨拶の後、慶応大学名誉教授、東洋大学教授の竹中平蔵氏が「これからの日本経済」――をテーマに一時間半にわたって講演を行った。
 講演会の後は、懇親パーティーに。はじめに、金田康男社長は「今回で私どもの講演会も節目の60回目を迎えた。これだけ長きに渡って続けてこられたのも、ここにご参集の皆さま方、大勢の方々のご支援の賜物であると思っている。改めて厚くお礼申し上げる。当社は今年で創業112年を迎えた。この間、二つの世界大戦、あるいは世界大恐慌、そしてバブルの崩壊と、大きな荒波に見舞われた。しかし、そうした荒波を乗り越えて現在のカネダがある。これも、皆さま方の支えがあったからこそだと思っている」とした上で、「今年の元旦の日経新聞に、もはや当たり前のことはないという見出しがあったが、一つだけ当たり前のことがある。それは無常ということ。常なるものは一つもない、常に世の中は変化している、これが当たり前であるということだと考える。カネダは112年の歴史とともに、これからも時代の荒波を乗り越えていかなければならない。そのためには、時代の流れに適応しつつ、当社も変化していく。これを胸に刻んで、しっかりと経営していきたい。その一つの表れとして昨年の春、地盤が強固で絶対に津波のこない岐阜県の土岐市に、医薬原料用の流動パラフィンの工場を建設・稼働した。これからも、当社は未来に向かってお客様の信用、信頼をさらに得られるよう努力していく所存だ。今後とも、倍旧のご支援とお引き立てをお願いしたい」と新年の決意を力強く語り、年頭の挨拶を締めくくった。
 引き続き、来賓を代表して山崎製パン副社長、不二家会長の山田憲典氏が「この講演会も今年で60回目とのことだ。問屋不要論が話題となった昭和39年に、約80社を集めて開催したのが始まりという。それから60回を数え、本日のような盛会となった。大変有意義な講演会を開催していただき、お礼を申し上げたい」などと祝辞を述べた。この後、金田康男社長、金田達明会長と山田氏の三人で盛大に鏡開きを行い、和やかな懇親の場に移った。

 懇親パーティーは金田達明会長の中締めで散会した。

 



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