コメ油輸入量
   11月コメ油輸入2235トン13%増加  
 輸入単価前月比で8.1%高
     
   ブラジル産は、各国合計で2,235トン(内、原油2,115トン、精製油120トン)と、前年同月の1,976トンに比べ、数 で259トン、比率で13・1%の減少となった。
 主要輸入先ブラジルからの輸入量は1,703トンでシェア76・2%に回復した。
 2016年の米油輸入は、昨年からの健康オイルブームによる国内需要の増加から国産米油の供給だけでは間に合わずに、輸入量は増加傾向にあったが、7月以降は在庫調整もあって前年実績を下回り、9月も44・0%の、前10月も45・9%の大幅な減少と5カ月連続で前年実績を下回ったが、当月は半年ぶりに前年実績を上回っている。
 前月までの減少傾向から1~11月の輸入累計は2万8,701トン(内、原油2万7,108トン、精製油1,593トン)と、前年同期比で1,248トン(4・2%)下回って推移している。
 11月の米油の輸入金額は、各国合計で1億9,690万2,000円で、CIFベースでのトン当たり輸入単価は8万8,099円と、前年同月の12万3,618円に比べ、トン当たり3万5,519円(28・7%)下落している。
  輸入単価は、10月までの為替の円高傾向により、前月までは前月比でも下落していたが、11月7日のトランプ氏の大統領当選以降は、急速な円安に振れた事から、前10月の輸入単価に比べると同6607円(8・1%)の高値に転じている。
 輸入単価は、2015年の東南アジアを中心にした米油の国際市況が上昇した事や、急激な為替の円高傾向もあって、10月までは前月比でも下落傾向にあった。当月の輸入単価上昇により、米油メーカーは2月以降の値上げの検討に入る可能性が出てきた。
 2016年11月単月及び1~11月累計の米油の国別輸入実績と金額は次の通り。
 
 
▽ベトナム   310トン(2518万9,000円)、1~11月累計6,761トン(6億1,559万円)
▽タ  イ  100トン(1,007万円)、同1,652トン(1億9,280万8,000円)
▽米  国  99トン(1,318万9,000円)、同1,136トン(1億461万7,000円)  
▽ブラジル  1,703トン(1億4,334万6,000円)、同1万7,022トン(15億2,719万8,000円) 
▽バングラデシュ  12トン(180万4,000円)、同1,177トン(1億2,459万7,000円)  
▼11月合計  2,235トン(1億9,690万2,000円)、1~11月累計2万8,701トン(27億8,494万7,000円)
 



  USDA