米農務省(USDA)
   16/17年米全綿・飼料穀物需給  
  綿花生産が44万俵増産へ
 イールドを4.1%更に上方修正
     
   米農務省(USDA)は2017年1月12日(現地時間)に今年初めての報告となる2016/17年クロップの米国産新穀「飼料穀物」及び「全綿花」の需給予想を発表した。
 このうち米国産全綿花の需給見通しでは、耕地別で作付面積を前月(12月9日)発表から8万エーカー(0・8%)減の1,007万エーカーに、収穫面積も同14万エーカー(1・4%)減の952万エーカーに、それぞれ下方修正した。イールド(エーカー当たり収 )についても同34ポンド(4・1%)と大幅に上方修正して855・00ポンドとした。
 耕地別で作付・収穫面積は下方修正されたものの、大幅なイールドの上方修正により、生産高予想も前月から更に44万俵(1俵=480ポンド)、比率で2・7%上方修正して1,696万俵となった。
 供給量は、期初在庫(380万俵)、輸入量(1万俵)共に前月発表を据置いた事で、供給合計は同44万俵(2・2%)上方修正して2,077万俵となった。
 全綿花の需要面は、「国内」(330万俵)は据置いたが、「輸出」を同30万俵(2・5%)上方修正して1,250万俵)となった事で、需要合計も同30万俵(1・9%)上方修正して1,580万俵となった。
 需要面の増加を上回る供給面の増加で、新穀全綿花の期末在庫予想は前月から更に20万俵(4・2%)上方修正して500万俵丁度となった。
 世界の綿花生産では、米国以外にも中国が前月から100万俵(4・8%)上方修正して2,200万俵とした事から、全世界合計では、同110万俵(1・1%)上方修正して1億534万俵となった。
 生産高を下方修正したのは、パキスタンが前月から35万俵(4・2%)下方修正して790万俵とした。
 その他のインド(2,700万俵)、ブラジル(650万俵)、アルゼンチン(72万俵)、ブルキナファソ(130万俵)、マリ(123万俵)、エジプト(18万俵)、ウズベキスタン(370万俵)、トルクメニスタン(143万俵)、トルコ(320万俵)、オーストラリア(450万俵)の各国は、前月発表を据置いている。
 一方、米国産飼料穀物の需給予想では、2016/17年の作付 積を前月から50万エーカー(0・5%)減の1億660万エーカーに下方修正した一方で、収穫 積は同10万エーカー(0・1%)上方修正して9650万エーカーとした。
 作付面積の下方修正から生産高は同150万トン(0・4%)下方修正して4億230万トンとなった。
 生産の減少から期末在庫は同110万トン(1・7%)下方修正して6,370万トンとなった。
 



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