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   米国産大豆の数値 全て据置く  
 生産43億700万bu史上最高確定
 在庫4億2000万buで市場の弱材料
     
   米農務省(USDA)は現地2月9日に、今年2回目の報告となる米国農産物2016/17年クロップの需給報告を発表した。
 このうち、2016/17年産大豆(2016年9月〜17年8月クロップ)の需給予想では、2月23〜24日に掛けて、今年初めて今春の作付予測を公表する同省の農産物展望会議開催を控えて、耕地面、供給面、需要面 の全ての数値で前月(1月12日)発表を据置いた。
 これにより、史上最高の記録となる2016/17年クロップの生産高43億700万ブッシェル/約1億1721万トン)が確定した。一 全ての数値が前月発表から据置かれた事で、2017年2月の期末在庫見 しも4億2000万ブッシェルが据置かれた。総需要に対する在庫率10・22%も据置いた。
 当日のシカゴ大豆相場は、2月の期末在庫見通しが、市場予想の4億1000万ブッシェルを上回った事が弱材料となり反落し、期近3月切りが前日比8・25セント安の1,050・50セントで取引を終えた。 シカゴ相場には、ブラジル国家食糧供給公社が発表した同国の大豆生産高予想が1億560万トンと、過去最高を予想した事や、洪水被害が懸念されていたアルゼンチンの大豆生産予想が、市場予想(5,450万トン)を上回った事も弱材料となった。
 今回発表の数値面を確認すると、作付面積(8,340万エーカー)、収穫面積(8270万エーカー)、イールド(エーカー当たり収 /52・1ブッシェル)がそれぞれ据置かれた。
 供給量は、期初在庫(1億9,700万ブッシェル)を据置いた事で供給合計も45億2,800万ブッシェルが据置かれた。
  需要 も「圧砕」(19億3,000万ブッシェル)、「種・飼料その他」(1億2,800万ブッシェル)、「輸出」(20億5,000万ブッシェル)の全ての需要を据置いた事から、需要合計41億800万ブッシェルも据置かれた。
大豆製品はミール据置く
大豆油は輸入が8.3%減少

 大豆製品の需給予想では、大豆油が期初在庫(16億8,700万ポンド)、生産(223億9,000万ポンド)は据置いたものの、輸入を前月から2,500万ポンド(8・3%)下方修正して3億ポンド丁度とした事から、供給合計も同2,500万ポンド(0・1%)減の243億7,700ポンドとなった。
 大豆油の需要は、「国内」(米国のBDF需要62億ポンド含む)が205億5,000万ポンドを据置き、「輸出」(21億5,000万ポンド)も据置いた事から需要合計227億ポンドも据置いた。需要が据置かれる中で、供給量が下方修正された事で、期末在庫は前月から2,500万ポンド(1・5%)下方修正して16億7,700万ポンドとなった。
 大豆ミールは供給量で期初在庫(26万4,000トン)、生産量(4541万1,000トン)、輸入量(32万5,000トン)の全てを据置いた事から、供給合計4,600万トンも据置いた。
 
     



 ミヨシ油脂㈱