㈱Jーオイルミルズ
    第3四半期大幅増益  
 売上高1377億円で前年比4%減
 経常利益は60億円で53%増に
       
   ㈱Jーオイルミルズは9日、平成29年3月期第3四半期決算を発表した。 売上高1377億500万円で前年同期比4・1%減、営業利益57億7500万円で同60・8%増、経常利益60億4600万円で同52・7%増、4半期純利益38億7400万円で同72・0%増となった。
セグメント の概況は次のとおり。
製油事業
売上高1257億100万円(前年同期比4・0%減)、セグメント利益76億2300万円(同46・8%増)。油脂部門は、家庭用油脂は「オリーブオイルEVフルーティアプレミアム」を投入するなど、 販店店頭における販促施策を実施した。業務用油脂は、コンビニエンスストア、 販店総菜を中心とした中食業種が好調に推移する中、ユーザーの課題・ニーズに対応した「長調得徳」シリーズや風味油などの高付加価値商品の拡販に注力、全体の売上高は前年をわずかに上回った。マーガリン部門は、家庭用市場の低迷が続く中、「ラーマ50周年」記念の消費者キャンペーンや主力品の増 セールを実施するなどの対応に努め、販売数 は堅調に推移。業務用マーガリンでは、「グランマスター」シリーズ製品でのレシピ提案および販促広告を継続し好評だったことから、売上高は前年をわずかに上回った。
油糧部門は
油糧製品の主たる需要先である配合飼料の生産量は前年と同程度となった。また、配合飼料における大豆ミール配合率は直近まで低下傾向にあるが、配合率および使用 とも前年同期をやや上回る水準を維持した。一方、菜種ミールの配合率は直近では回復しているが、配合率、使用 は前年を下回った。こうした状況下、ミールの販売価格は円高の影響もあって前年を下回った。油糧部門全体の売上高は前年をわずかに下回った。
その他
売上高120億300万円(同5・2%減)、セグメント利益5億7000万円(同1・2%減)。スターチ部門の売上高は順調に推移。コーンスターチの販売数 は前年をわずかに下回った。全体の売上高は、円高による原料安で製品値下げを行ったことから前年を下回った。健康食品部門の売上高は前年を上回った。SOYシート事業は、海外市場での新規採用が増加し、売上高は前年を上回った。ケミカル部門は、木材建材用接着剤や塗料などの拡販に努め、販売数 は伸びたが、製品価格の大幅修正で売上高は前年を下回った。
通期の連結業績予想は、売上高1820億円で前期比2・9%減、営業利益50億円で同7・9%増、経常利益55億円で同2・7%増、当期純利益33億円で同11・0%増。
   



 家庭用食用油市場は