昭和産業㈱
   小河原部長が食品部の概況説明
 オリーブ油ギフト強力に販売推進
     
   昭和産業㈱(東京都千代田区内神田・新妻一彦社長)は既報 り2月3日に、記者会見並びに懇談会を開催した。食品部の概況については、小河原賢2執行役員食品部長が概況報告を行った。
 小河原部長は第3四半期の業績について「セグメント の食品部の売上高は165億6500万円で前年同期比3億200万円、1・9%の増収となった。営業利益は2億7200万円で同3億5100万円の増益となった」と述べた。
 小河原部長は業界市況と動向について「家庭用は、機能性品等の付加価値商品が、今後も価格に関係なく好調に推移すると考えている。反 で、汎用品は、価格 の要求が強まる事が予想される。昨今の為替事情から幅広いカテゴリーで、製品のコストアップが予想される。当社においては、輸入穀物原料等のコスト増の影響を受けて家庭用食用油は2017年2月からの値上げを公表している。この様な環境下、価格転嫁については、小売様には様々な捕らえ方があるが、適正な収益確保の為に、丁寧な市況環境の説明に取組む。2016年の家庭用食品事業は、他事業との連携した組織営業の推進に努めて来た。食用油については、前期リニューアルしたオレインリッチやオリーブオイル等のプレミアムオイルが引き続き好調だった。また、前期苦戦したキャノーラ油等の1 サラダ油は 販店中心に新規取り組みや販路が増えて販売は大きく伸長した。家庭用プレミックスについては、新製品効 もあって無糖ミックスは、天ぷら粉類が105%と伸長した。ホットケーキミックスを中心にした加糖ミックス類は、プレミアム系が好調であったが、レギュラー品が苦戦し総 では若干前年を下回った」と語った。
 同部長は今後の展開について「主力商品は、昭和北海道小麦粉650g、400gのリニューアル商品である。消費者の食に対するニーズが多様化する中で、家庭調理におけるニーズは、依然として簡単、簡便、安全・安心にある。そこで、2017年春は、北海道小麦粉を全 リニューアルする。消費者に人気の北海道産ブランドが、より訴求出来るデザインに1新した。北海道小麦粉は、タンパク質の含有 とグルテンの質のバランスが良い為、天ぷら、クッキー、お好み焼等の薄力粉としての用途だけではなく、うどん等の中力粉として、幅広く利用できる。2つ目は、昭和オリーブオイルセットで、国内のギフト市場は、従来の儀礼的な贈答は減少している1方で、贈る人の気持ちがこもった嗜好性の高い、プレミアムギフトの需要が増えている。食用油市場では、従来の特定保健用製品から自然な健康感や美味しさ感を求める消費者が増え、近年ではオリーブ油市場が拡大傾向である。品質 での特長は、フルーティさと辛味、苦味のバランスが良い高品質なエクストラバージンオイルを採用している。自然健康感、おしゃれ感をコンセプトとして、市販用のギフトセットと両輪で強力に日本のオリーブオイル市場にアピールしていく」と語り、説明を締括った。

 



 昭和産業が記者会見