マレー・パーム油軟調に転換か
 生産回復を見込み3千リンギ割れ
     
   マレーシアのパーム油相場が下落している。16年のエルニーニョによる減産から今年は回復するとの見通しが強まっているため。先物相場は3カ月先の中心限月で昨年11月24日から3,000リンギ台で推移していたが、この16日に約3カ月ぶりに3,000リンギを割り込んだ。21日は5月きりで前日比48リンギ安の2783リンギ、FOB価格はRBDパーム油で4〜6月積み667・50ドル。
, 足下の需給はなおタイトだが、今後、生産回復が数字の上でも明らかになってくれば、軟調な展開に拍車がかかることも考えられる。騰勢トレンドから潮目が変わった可能性もある。目先、注目されるのは3月6日からマレーシアで開催されるPOCでの有力アナリストらの相場予想。先のパキスタンでの会議では年央には2500リンギまで下落するとの見方が出ており、今回も今のところ、同様な水準での見通しが予想されている。昨秋からの右肩上がりに歯止めがかかるかもしれない。
 SGSによると、2月1〜20日までのマレーシア・パーム油輸出 は74万5,564トンとなり、前月同期(73万3,002トン)と比べ1・7%増となった。主な国 内訳は中国が10万1,020トン(前月同期11万3,050トン)、EUが14万6,870トン(同14万1,845トン)、インドが8万1,290トン(同5万8,550トン)、パキスタンが2万4,000トン(同1万4,000トン)、米国が5万8,230トン(同2万1,750トン)など。
 ITSによると、73万3,288トンで同(73万9,367トン)比0・8%減。中国が10万9,150トン(同10万9,550トン)、EUが16万1,515トン(同17万570トン)。
 



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