日本フードサービス協会(JF)
   1月の外食産業市場動向調査 
  全店売上げは前年比2.4%増
 年始需要堅調で客数2.1%増に
     
    日本フードサービス協会(JF)は2月27日、今年1月度の外食産業市場動向調査結果を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ2・4%増となり、5カ月連続で前年を上回った。客数が同2・1%増、客単価も同0・2%増と、いずれも5カ月連続で伸長した。1月は、地域によっては大雪や冷え込みが厳しく、客足にマイナスとなったところもあるが、正月三が日を中心に年始需要がおおむね好調だった。店舗数は同0・6%増。
  業態別では、ファーストフードの売上げは同4・2%増と伸長し、14カ月連続で前年を上回った。客数は同3・4%増、客単価は同0・7%増。業種 では、「洋風」の売上げは同5・6%増(客数同5・7%増、客単価同0・1%減)。消費者参加型プロモーションや期間限定商品などが客数を押し上げた。牛丼などの「和風」は同3・2%増(同2・3%増、同0・9%増)。サイドメニューやフェアメニューが好調だった。「麺類」は同3・6%増(同3・1%増、同0・5%増)。積極的な出店で客数が伸長した。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同1・6%増(同0・6%減、同2・2%増)。正月のテイクアウトが好調だった。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同3・1%増(同0・9%減、同4・1%増)。カレーが昨年末の価格改定で客単価が上昇した。
 ファミリーレストランの売上げは同0・8%増と2カ月連続で前年を上回った。客数は同0・5%減も客単価が同1・3%増と伸長した。業種 では、「洋風」の売上げは同1・0%増(同0・3%増、同0・8%増)。高単価商品や季節メニュー等の健闘で堅調に推移した。「和風」は同1・8%減(同2・8%減、同1・0%増)。店舗減、客数減が響いた。「中華」は同0・8%増(同0・4%減、同1・2%増)。悪天候で客数減の店もあったが、販促キャンペーンなどに支えられた。「焼肉」は同4・7%増(同5・2%増、同0・5%減)。年始需要がおおむね好調だった。パブ・居酒屋の売上げは同4・7%減、客数同3・2%減、客単価同1・5%減。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは同1・6%増(同3・1%増、同1・4%減)。既存店実績は前年に及ばなかったものの、店舗増で売上げは伸長した。「居酒屋」は同6・1%減(同5・2%減、同1・0%減)。引き続き店舗減に加え、成人の日の宴会が減ったところもあった。
 ディナーレストランの売上げは同3・5%増と5カ月連続で伸長。客数同3・5%増、客単価前年並み。曜日回りの影響を受けた店、価格設定の見直しで好調な店など業績は各社まちまちだったが、店舗増で売上げは伸びた。喫茶の売上げは同2・5%増、客数同0・3%増、客単価同2・3%増。付加価値のある季節メニューの販促や独自のプリペイド式カードの受け入れが奏功し、客単価が上昇した。
 店舗数は、ファーストフードが同0・7%増(洋風0・8%減、和風2・8%増、麺類4・2%増、持ち帰り米飯/回転寿司1・4%減、その他0・1%増)、ファミリーレストランが同0・3%減(洋風0・4%減、和風1・7%減、中華0・0%、焼肉2・8%増)、パブ/居酒屋が同3・5%減(パブ・ビヤホール4・3%増、居酒屋4・8%減)、ディナーレストランが同3・5%増、喫茶が同2・0%増。
 



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