日清オイリオグループ㈱
   「Value Up!」テーマに  
  春のプレゼンで需要創造策
  かけるオイルやデリカ提案注目
     
    日清オイリオグループ㈱(東京都中央区・今村隆郎社長)は7日、東京・港区台場の「グランドニッコー東京 台場」で取引先向け「春のプレゼンテーション」を開催した。当日は、「OilliO Value Up!」をテーマに、食用油の価値向上による新たな需要創造策を提案。BOSCOと日清の二ブランドで展開するオリーブオイル、昨年来注力する「かけるオイル」、同社社員がおすすめする地域食材を使用した「ご当地揚げ」による揚げ物需要の活性化策などを提案したほか、デリカ売り場を支援する業務用機能性油脂「プロサポートシリーズ」によるセントラルキッチンでの調理の質とおいしさ向上策の提案、話題のスーパーエナジー「中鎖脂肪酸」の各種機能や商品を紹介するなど、同社の総力を挙げた多 なプレゼン展開が流 バイヤーらの大きな注目を集めた。
 春のプレゼンテーションは、2月22日に大阪で開催。今回の東京とあわせて 販店、卸店の部門長やバイヤーを中心に、昨秋の700人を上回る約850人が来場した。
  プレゼンテーションでは、今村社長が来場の得意先にビデオメッセージ。今村社長は「今回のプレゼンテーションでは『Value Up! 新たな需要創造のご提案』をメインテーマに、油脂に関わる技術をベースとした需要創造と市場の活性化に向け
①植物のチカラでValue Up!4
②食卓と売り場をValue Up!
③お客様とともにValue Up!
 ーーの三つのValue Up! を提案してい 
 る」と強調した。
①植物のチカラでValueUp!については
「無限の可能性を持つ植物資源を最高の技術でお客様視点での価値に具現化する。今春、横浜磯子事業場内に技術開発センターを竣工した。当センターはサテライト型の研究開発体制と経営の意志をつなぐハブ機能として位置付け、生産技術の融合や本社機能との連携をより一層強化することで商品開発、技術開発の効率化とスピードアップを図る。また、施設内にはプレゼンテーションセンターを併設し、お客様とのコミュニケーションを一層強化する」
②食卓と売り場をValue Up!については
「常にワクワクする商品とサービスを提供し、需要創造と市場活性化を目指す。マーケティング機能の強化で消費者の生活習慣や調理様式、マインドの変化を的確に捉え、潜在・顕在化したニーズに対応した商品やサービスを提供し続けることで市場の成長を牽引する。今回は生で食べる食用油の新たな需要喚起やセントラルキッチン化が進むデリカ売り場の質、効率の改善の提案等を紹介する」
③お客様とともにValue Up!に関しては
  「自社の製品に誇りを持ち、常に前向きに提案することでお客様とともに成長する日清オイリオを目指す。全国の営業メンバーがエリア食材を活用したメニュー提案や地域特性に応じた細やかな提案を行っている」ーーと説明した上で、「私どもはこの春、創業110周年を迎えた。110年の歴史と実績に甘んじることなく、三つのValueUp!に全力で取り組み、今後も継続して需要を喚起し、成熟する国内市場を活性化していく」と取引先に対して力強いメッセージを伝えた。この日は、ちょうど創立記念日にあたり、会場入口中央では「歴史の小道」と題し、同社創立110周年の歩みがパネルで展示された。
 プレゼン会場では、伸びるオリーブオイル市場に対して、BOSCOと日清との二ブランドで市場の「奥行」と「間口」を広げる需要喚起策、オリーブオイル、ゴマ油を中心に「かけるオイル」で食用油の生食需要を創造する各種提案を試食をまじえながら展開し、人気を集めた。
 このほか、流通各社が注力するデリカ売り場に対しては、セントラルキッチン化が進む現状に、快適調理の機能性に加え、おいしさにもこだわった業務用機能性油脂「プロサポートシリーズ」などを紹介した。

 



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