USDA
   16/17年世界の粗粒穀物生産
  13億4170万トン前月比1%増 
 供給増で期末在庫は1.7%増加
     
   米農務省(USDA)は、去る3月9日(現地時間)に今年3回目の報告となる2016/17年クロップ世界の新穀「粗粒穀物」生産高見 しを発表した(粗粒穀物はトウモロコシ、マイロ、こうりゃん、えん麦、大麦、ライ麦、粟及び雑穀等の飼料穀物生産全体の規模を示す)。
 それによると、世界の粗粒穀物生産高予想は、主要国が前月(2月9日)発表を据置く中で、南米を中心に生産高を上方修正させた事で、全世界合計では前月発表から1267万トン(1・0%)上方修正して13億4,170万トンとなった。
 主要国の中で生産高予想を上方修正させた国は、アルゼンチンが前月から更に130万トン(3・0%)増の4518万トンに、豪州も同215万トン(14・8%)増の1,663万トンに、ブラジルも同500万トン(5・6%)増の9,402万トンに、EUー28も同17万トン(0・1%)増の1億5,217万トンに、中国も同50万トン(0・2%)増の2億2,785万トンにそれぞれ上方修正した。
 生産高予想を下方修正した国はなく、その他の米国(4億260万トン)、カナダ(2,563万トン)、メキシコ(3,233万トン)、東南アジア(2,836万トン)、旧ソ連12共和国(9,312万トン)、ロシア(4,092万トン)、ウクライナ(3,921万トン)の各国は、前月発表を据置いている。
 粗粒穀物の需給予想では、消費高予想でアルゼンチン、ブラジル、豪州等が上方修正した事で、全世界では前月から更に835万トン(0・6%)上方修正して13億3274万トンとなった。
  輸入高予想は、日本(1,687万トン)、メキシコ(1,478万トン)が据置く中で、中国が40万トン(3・1%)増の1,310万トンとした事で、全世界では前月から123万トン(0・7%)上方修正して1億7,430万トンとなった。
 輸出高予想は、アルゼンチン、豪州、ブラジルが上方修正した事で、全世界では前月発表から更に475万トン(2・6%)上方修正して1億9,053万トンとなった。
 需要の増加を上回る供給の増加で、2016/17年産粗粒穀物の期末在庫予想は前月発表から434万トン(1・7%)上方修正して2億5,501万トンとなった。
 



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