かどや製油㈱
   家庭用純正ごま油販売50周年
  キャンペーン説明会開催
 同年のリカちゃんとコラボ
     
   かどや製油㈱(東京都品川区・小澤二郎社長)は3月27日、東京・下目黒の「香港園」において、「2017年家庭用純正ごま油50周年キャンペーン説明会」を開催した。
 当日は、かどや製油から小澤二郎社長、佐野雅明専務が出席しマーケットや原料動向について説明を行った後、マーケティング課の福島香美課長と担当の那須美衣子氏が50周年キャンペーンについて説明を行った。(佐野専務の報告については続報)
 冒頭に挨拶を行った小澤社長は直近の事業概況について「三月も数日で終わる。昨年の事業環境は、原料の方も最初の方は高い原料で絞ってきつかったが、その後段々と安くなり、安い原料に移っていき、長期的に万万歳かと思っていたら、最近になってまた、雲行きが怪しくなっており、また次の心配をしているのが現状である。マーケットについては、原料が下がったから、製品を下げろとの声も聞こえない。消費者や 販店からも値下げのプレッシャーは無いにも関わらず、同業者からは、原料が少し下がると値下げの話が出てくる。一カ月でも二カ月でも値下げを我慢すれば、利益も変わってくると思うが、もう少しやり方を考えていかねばならないと思っている」と語った。
 小澤社長は株価の動向についても振れ「我が社の株が上がって、6,000円台に乗っている。瞬間風速かと考えていたら、それが継続している。証券会社の方でも纏まって買うのではなく、100株、200株の買いの集積の結 だと言っているが、時価総額が600億円を超えて来ており、ある で不安を感じている。日本の株価が全 的に安かった事が、背景にあるのかもしれない。後、二日程で配当の期限切れになるので、その後を注目したいと考えている。1〜3月の内三分の二が終わっているが、状況は悪くなく、 期決算は修正 りに落ち着くと見ている。食品ごまも含め、同業他社も より質に転換した方が良いと考える。国内のマーケットも拡大する事は考えにくい状況で、それなりの価格で消費者に買ってもらう方向に持って行ってもらいたい」と語った。
 同社長は純正ごま油50周年については「昭和42年に、創業者の小澤直平が、今の瓶容器のデザインを決めて、現在まで変わっていない。パッケージの黄色については、私が決めた。なんでオレンジ色にしたかと云うと、当時のコダックのフィルムの箱が黄色で、心理学的に黄色は、人の目に一番反応する色だと、直平に言われ、パッケージを黄色(オレンジ色)にした。意匠登録もしている。ごま油の文字について当時、筆が達者であった関総務部長が書いた。キャップの黄色も目立つ黄色にした経緯がある 。キャンペーンとしては、タカラトミーのリカちゃん人形が誕生50周年を迎え、これとコラボレーションのキャンペーンを行う事になった」と語った。
 引き続き、佐野専務が事業部門の販売概況と原料事情について説明を行い、その後、マーケッティング課の福島課長から50周年キャンペーンでのリカちゃん人形とのコラボ企画について説明が行われ、特にその中で「今年話題になっているリカちゃんを使ったプロモーションを企画している。かどやの純正ごま油は、1967年の発売から今年50周年を迎えた。何故、リカちゃんを起用したかと云うと、多くの女性が一度は遊んだ事があると云う、幅広い年齢層に支持された着せ替え人形である事。リカちゃん人形も50周年を迎え、累計販売数 は6,000万体以上と言われ、当社のごま油と同じロングセラー商品となっている。日本人女性の99%の知名度を得ている。リカちゃん自身がSNSでツイッターやインスタグラムで情報を発しており、フォロアー数が15万人を超えている。2017年にはフランスの観光親善大使に任命されている」と語った。
 福島課長はプロモーションの内容については「純正ごま油50周年の特 サイトを4月上旬から開設する。これを皮切りに首都圏、関西を中心とした電車のステッカー広告を実施する。加えて、首都圏と地方を中心にバスのラッピング広告も検討している。その他にUチューブでのクッキング動画や、ウェイブ新聞、雑誌での広告展開も行う。また、オリジナルリカちゃん人形が抽選で当たる消費者キャンペーンを秋か冬頃に全国で実施を予定している。テレビ広告を行う計画は無く、ネット、新聞、公共交 での広告を行っていく。リカちゃん人形と料理研究家とのコラボも検討している。期間は4月1日からの一年間を予定している」と語り、説明を締め括った。
 
 


 2017年原料輸入