太田油脂㈱
   「えごまオイル」各種新商品投入
   太田社長が発表会で概要説明 
 拡大する市場をさらに活性化へ
     
 
 市場拡大に意欲を見せる
  太田健介社長
 太田油脂㈱(愛知県岡崎市・太田健介社長)は3月23日、東京・大手町の「玄米カフェ実身美(サンミ)大手町店」で新商品発表会&レシピメニュー試食会「プレミアムオイルコレクション2017Spring」を開催した。えごまオイルのパイオニアとして、拡大する市場をさらに活性化させるべく新たな小袋タイプのドレッシングやオリーブオイル、アーモンドオイルとのブレンド品、国産えごまオイルの品揃え強化など計八アイテムを投入する。
 日本で初めて、「えごまオイル」の食用製品化に成功した太田油脂。手軽にオメガ3脂肪酸が摂取できる「えごまオイル」を始めとする「marutaブランド」を展開し、同分野のトップメーカーとしての地 を確固たるものとしている。栄養価など付加価値の高いオイルとしての「プレミアムオイル市場」はこの三年で1・5倍に拡大。中でも「えごまオイル」はその健康機能が着実に認知され、15年には1000トンの大台を超え、急拡大(同社推定)。プレミアムオイル市場の中で、存在感を示している。美容や健康のためのオイルとして定着の動きを見せているが、伸びる市場をさらに活性化する牽引役として今回、小袋タイプのドレッシングや国産えごま味噌などバラエティ豊かで新たな使用シーンを創造する各種商品を新発売するもの。
 
新発売する小袋タイプの
ドレッシング
 
 発表会で太田社長は「植物油のイメージはここ二年間で、大きく変わった。質の良い油を積極的に摂取する方向に動いている。植物油の生理機能に関しても体質改善や動脈硬化のリスク低減、さらにはアンチエイジング効 などがテレビや雑誌で取り上げられる機会が増えた。とくに女性誌では毎月のように植物油の特集が組まれている。こうした中、えごまオイルは認知症や美肌、腸活といったテーマで注目されている」と、昨今のえごまオイルを取り巻く環境について説明した上で、「こうしたことから、えごまオイル、アマニ油、ココナッツオイルのいわゆるプレミアムオイル市場はこの2年間で大きく成長。当社の推定では金額市場規模で15年度は260億円と急拡大した。16年はやや落ち着き、160円に減少したものの、14年度の90億円との比較では大幅に伸長している。ココナッツオイルが減少傾向にあるが、えごまオイルとアマニ油は安定した需要を見せている」と市場動向を分析した。
 太田社長はまた、「種子から搾油する日本で唯一のメーカーであり、安全・安心はもちろん、日本で初めて食用化に成功した当社の技術で、他社にはできない風味の改善・酸化安定性の向上を実現している」と同社の優位性を強調。さらに、まだまだ成長が期待できる市場ではあるものの、一方で同社の調査結果によると、「えごまオイルを何に使っていいのか、わからない」と言う声が多く届いているという。太田社長は「メーカとして、いろいろな切り口で使用シーンを広げていく取り組みが必要であると思っている。今年も引き続き、学会との取り組みやアンチエイジングに関する取り組みを強化するとともに、小売店とのプロモーション展開、一般消費者の方々への啓蒙活動などを実施していきたい」と力強く語り、えごまオイル市場の-層の拡大に取り組む方針を明らかにした。太田社長は最後に「えごまで世界を健康に、日本を元気にしたい」 と同社のビジョンを改めて訴えた。
 発表会では、麻布大学の守口徹教授が「ライフステージにおけるオメガ3の必要性」をテーマに講演。第二部では、会場となった実身美のオーナーである大塚三紀子さんがオメガ3(えごまオイル)の食事への取り入れ方を紹介した。