「菜種粕」商談
   4〜6月渡し「菜種粕」商談決着
  前回から2000円高の3万7000円
 豆粕より値上レシオ68.5%に上昇
     
   4〜6月渡し「菜種粕」商談が3月内に決着した事を明らかにした。 成約価格については、飼料配合率の増加から、今後の需給タイトが予想される事で、前回1〜3月渡しの平均決着価格(トン3万5,000円)から同2,000円(5・7%)高値の3万7,000円中心としている。
 大豆粕価格を指標にしたレシオは、68・5%となり、値上げ幅が大豆に比べ圧縮された前回の65%に比べ3・5ポイント上昇している。 国産菜種粕の需要が配合飼料中心となり、使用 が低下傾向になっている4〜6月渡しの肥料用の菜種粕商談は、前回からトン当たり2000円高値の4万3700円中心としている。
 肥料用菜種粕については、国産菜種粕が割高な事から、安価な輸入物にシフトしているのが現状である。
  因に、本年2月の菜種粕の輸入実績は、各国合計で703トン(中国産198トン、インド産が505トン)と、前年同月比19・8%の増加で、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、3万7,727円と、前年比で1万6,481円(30・4%)下落している。
 1〜2月累計の輸入実績は1,470トンで、前年同期を468トン(46・7%)上回って推移している。
 国産菜種粕の需給環境は、農水省が3月末に発表した2017年2月分の油糧生産実績で、菜種粕の期末在庫が5万1,404トン(対前年同月比122・1%)と過剰感はあるものの、本年1月の飼料配合率が5・2%と高レベルを維持している事から、前月の菜種粕在庫である6万1,824トンに比べると、1万420トン(16・9%)削減されており、今後の需給逼迫感が今回商談のレシオ上昇の要因になったものと見られる。