MPOB
   マレー・パーム油需給
  3月末在庫量155万トン強で
 6.5%増に生産も事前予想上回り相場は急落を
     
   当月の原油生産 は146万4,021トンとなり、前月と比べ16・3%増となった。前年同月(121万9,449トン)との比較でも20・1%増となり、エルニーニョによる減産からの回復が明確となってきた。今後の生産増加への期待が高まりそうだ。内訳は半島部が77万4,698トンで前月比17・3%増、東マレーシアが68万9,323トンで同15・3%増(サバ州が38万6,050トンで同19・4%増、サラワク州が30万3,273トンで同10・3%増)。
  在庫量は原油在庫が78万5,389トンで同2・4%増。内訳は半島部が37万9,690トンで同1・7%増、東マレーシアが40万5,699トンで同3・2%増(サバ州が28万2,125トンで同5・3%増、サラワク州が12万3574トンで同1・3%減)。精製パーム油在庫は76万8,717トンで同11・0%増。半島部が45万2,848トンで同18・7%増、東マレーシアが31万5869トンで同1・6%増(サバ州が19万7,500トンで同5・8%減、サラワク州が11万8,369トンで同16・9%増)。この結 、トータル在庫 は155万4,106トンで同6・5%増となった。前年同月(188万5,631トン)との比較では17・6%減。
 輸出量は126万5,771トンで前月比14・3%増、前年同月(133万5,934トン)との比較では5・3%の減少。
 事前予想の平均は生産量が139万トン、輸出 が118万トン、在庫 が146万トン。生産 、月末在庫 が事前予想を大幅に上回ったことから、今後の需給緩和を見越して当日の相場は急落した。10日の先物相場は6月きりで前日比67リンギ安の2,593リンギと2,600リンギを割り込んだ。昨年10月前半以来、6カ月ぶりの安値をつけた。
  一方で、4月1〜10日までのマレーシアの輸出量は、SGSによると31万2,489トンで前月同期と比べ24・8%増となった。ITSでも30万7,249トンとなり、前月同期と比べ20・9%増。5月末からのラマダンに向け、今後も輸出需要の増加が予想されるところ。相場を支える一定の強材料となる可能性もある。

 


日本パン工業会