東京油問屋市場
   4月後半の立会い豆種三品同事
 ひまし油2,000円高、国際相場急騰で
     
   東京油問屋市場(東京都中央区・金田康男理事長)は4月18日、4月後半の立会いを開催した。
 注目の主要斗缶三品は、いずれも同事据え置きとした。この結果、大豆油は上値3,900円、中値3,650円、下値3,400円、菜種白絞油は上値3,900円、中値3,650円、下値3,400円、菜種油(赤水)は上値4,400円、中値4,100円、下値4,000円となった。
 関東地区の大豆油・菜種油業務用斗 市場は、昨年後半からの原料相場高止まりに加え、為替の円安が大幅なコストアップにつながり、メーカー各社は1〜2月にかけて斗缶で300〜500円の値上げを打ち出し、流通、ユーザー側と交渉を進めた。原料調達コストの急騰で、とくに3月以降は各社とも採算が悪化。強い姿勢で値上げに臨んだこともあって、3〜4月にかけて200円中心に値上げが固まったものとみられる。
 ここにきて、シカゴ大豆が軟化し、為替もやや円高に向いてきたが、少なくとも今4〜6月に関しては高値原料での搾油となっていることは事実。価格改定は、計画の水準にまだ達していないことから、製油側では引き続き、積み残している200〜300円の値上げを実施する考え。
 今回、動きがあったのは「ひまし油」で、2,000円上方修正し、8万3,800円とした。インドの大幅減産で、ロッテルダム相場が急騰。現状、1,800ドルを超え、昨年末と比べ3割近く値上がりしている。このため、国内サプライヤーは年明けからキロ20〜30円の値上げを実施している。このほかの建値はすべて同事据え置き。

 



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