米農務省(USDA)
   16/17年全綿花・飼料穀物需給
  綿花の耕地、供給 が確定
 輸出需要増で期末在庫18%減少
     
   米農務省(USDA)は去る4月11日(現地時間)に今年4回目の報告となる2016/17年クロップの米国産新穀「飼料穀物」及び「全綿花」の需給予想を発表した。
 このうち米国産全綿花の需給見通しでは、耕地別で作付・収穫面積、イールド(エーカー当たり収 )の何れの数値も前月(3月9日)発表を据置き、2016/17年クロップの生産1,723万俵(1俵=480ポンド)が確定している。
 供給量は、期初在庫(380万俵)、輸入(一万俵)共に前月発表を据置いた事で、供給合計も2,104万俵と変わらなかった。
 全綿花の需要量は「国内」(330万俵)が前月発表を据置いたものの、「輸出」を前月から更に80万俵(6・1%)増の1,400万俵に上方修正した事で、需要合計は前月から80万俵(4・8%)上方修正して1,730万俵となった。
 供給量が据置かれる中、輸出需要が増加した事で、2016/17年クロップの期末在庫は、前月から更に80万俵(17・8%)下方修正して370万俵となった。
 世界の綿花生産は、米国以外の主要国で、中国、ブラジル、ウズベキスタンの各国が前月発表を上方修正した事で、各国合計が1億630万俵と、前月に比べ更に58万俵(0・5%)上方修正した。
 生産を上方修正したのは、中国が前月から25万俵(1・1%)増の2,275万俵に、ブラジルも同20万俵(3・1%)増の670万俵に、マリも同4万俵(3・3%)増の124万俵にそれぞれ上方修正した。
 生産予想を下方修正したのはオーストラリアだけで、前月から10万俵(2・2%)下方修正して440万俵とした。
 その他の綿花生産国では、インド(2,700万俵)、パキスタン(770万俵)、アルゼンチン(70万俵)、ブルキナファソ(130万俵)、マリ(120万俵)、エジプト(18万俵)、トルクメニスタン(133万俵)、トルコ(320万俵)、シリア(20万俵)の各国が、前月発表を据置いている。
 一方、米国産飼料穀物の需給予想では、耕地量、供給量、需要量の全ての数値を、前月と据置いた事で、生産高4億230万トンが確定した。
 需要量が僅かに下方修正された事で、2016/17年度飼料穀物の期末在庫は、前月から僅か20万トン(0・3%)下方修正して6,300万トンとなった
 



専門商社筋発表