専門商社筋
   ペルーの前期アンチョビー漁
  4月26日から解禁を予定
 試験操業で漁獲枠280万トン設定
     
   専門商社筋は週明けの24日、南米ペルーのアンチョビー(カタクチ・イワシ)漁2017年前期シーズンが、4月22〜25日までの試験操業を経て、現地時間の4月26日に解禁する見通しを明らかにした。
 IMARPE(ペルー海洋研究所)による試験操業如何ではあるが、漁獲枠も280万トンが予定されている。この数 は、2016年前期シーズンの180万トンを数 で100万トン(55・6%)上回る数 となる。
 ただ、2015年以前の前期シーズンの漁獲枠が300万〜350万トンであった事から見れば、それほど多い漁獲枠とは言えない。
 2016年前期シーズンは、ペルー沖の海水温が低下するラニーニャ現象の影響を受けて、アンチョビーの資源 が回復せずにIMARPEによる試験操業が3度も行われ、解禁は6月27日と、史上1番遅い解禁日となった経緯がある。
 この様な背景から昨年前期シーズンの漁獲枠は180万トン(2015年前期シーズンは258万トン)に急減していた。
 2016年後期シーズンは、IMARPEによる試験操業を経て昨年11月15日に漁獲枠200万トンで解禁された。アンチョビーの資源 が少ない事から、漁獲枠の完全消化は難しいとの判断が出ていたが、年明け後は漁業者の漁獲高優先策が採用され、ほぼ200万トン近い漁獲 で終了した。
 ペルーの魚粉相場は、前期シーズンの漁獲見通しがハッキリしない事もあって、水産用のスーパープレミアム級(蛋白68%、ヒスタミン500以下)がトン当たりC&F1,500ドルの安値で推移している。

 



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