2017年原料輸入
   3月菜種輸入22万7530トン32%増
  単価5万2597円で7.5%上昇
 1月も急増で累計は19%増加
     
   財務省関税局は27日に2017年3月分の輸入通関実績を発表した。
 このうち本年3月の「菜種」の輸入実績は、各国合計で22万7,530トン(全て低エルカ酸菜種)と、前年同月の17万2,343トンに比べ、数量で5万5,187トン、比率で32・0%の大幅な増加となった。
 カナダからの輸入 は19万7,913トンで、全体に占めるシェアは87・0%と、前年同月に比べ12・0ポイント低下した。
 本年の菜種の輸入経緯は、1月が59・5%の急増で、前2月が18・9%の減少だった事で、1~3月累計の輸入実績は、61万949トンで、前年同期を9万7,624トン(19・0%)上回って推移している。
 3月の菜種の輸入金額は、各国合計で119億6,733万円で、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、5万2597円で、ウィニペグ相場の上昇から前年同月の4万8,917円に比べ、トン当たり3,680円(7・5%)の上昇となった。
 輸入単価は、前月まではトランプ政権の政策能力への懸念から為替が円高に振れた事で、前月比では安値に転じていたが、当月はウィニペグ菜種相場の上昇から、前月に比べても1,056円(2・0%)上昇している。
 前月までは、大豆相場に追随して軟化傾向にあったウィニペグの菜種相場は、カナダ菜種の作付 積が史上最高になる予想が出ているものの、中国やカナダ国内の堅調な搾油需要を背景に相場は上昇傾向にあり、現地時間4月26日の期近相場が、トン当たり530・40加ドルと、前月同期の493・80加ドルに比べ36・60加ドル(7・4%)の上昇に転じている。
 2017年3月単月及び1~3月累計の菜種の国 別輸入実績と金額は次の通り。

▽カナダ 19万7,913トン(102億9,311万4,000円)、1~3月累計55万9,912トン(290億7,158万円)
豪 州 2万9,617トン(16億7,421万6,000円)、同5万1,036トン(29億1,753万5,000円)
3月合計 22万7,530ト,ン(119億6,733万円)、1~3月累計61万949トン(319億9,085万9,000円)。
 



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