2017年通関
   3月豆粕輸入17万1,325トン25.7%増
  単価4万9,010円7.4%の上昇
 中国産減少し印・米・南米産増
     
   財務省関税局は先週4月27日に、2017年3月の輸入通関実績を公表した。このうち「大豆粕」の輸入 は、各国合計で17万1,325トンと、前年同月の13万6,260トンに比べ、数 で3万5,065トン(25・7%)の大幅な増加となった。
 このうち、昨年3月に8万7,272トンの輸入実績があった中国産が、米国からのDDGS(トウモロコシ蒸留粕)の輸入規制を行った事や同国の堅調な畜産需要を背景に大豆粕の国内需要が増加し、当月は3万7,283トンと、前年同月に比べ4万9,989トン(57・3%)の急減となっている。
 当月の中国産のシェアは21・8%で、前年同月の64・0%に比べ、42・2ポイントの急激な低下となっている。
 大豆粕の輸入実績は、1月が41・6%の大幅な増加、前2月が5・4%の減少だった事から、1~3月の累計輸入 は、47万2,192トンで、前年同期に比べ8万6,447トン(22・4%)の増加で推移している。
 本年3月の大豆粕の輸入金額は、各国合計で83億9,667万7,000円で、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、4万9,010円と、前年同月の4万5,622円に比べ、トン当たり3,388円(7・4%)の上昇となっている。
 輸入単価は、2月までの円高傾向から、前月比で下落していたが、懐疑的なトランプ政権の政策運営により、為替が乱高下しており、一カ月で再び前月比同1,156円(2・4%)の高値に転じている。
2017年3月単月と1~3月累計の大豆粕の主要国 輸入実績と金額は次の通り。

▽韓 国  9558トン(4億6,686万1,000円)、1~3月累計3万1,598トン(15億5,174万3,000円)
▽中 国  3万7,283トン(17億5,586万3,000円)、同7万1,084トン(34億671万4,000円)
▽台 湾  36トン(330万3,000円)、同101トン(1,287万円)
マレーシア単月 20トン(224万3,000円)
▽インド 4万694トン(19億5,390万5,000円)、同13万2,633トン(64億1,417万8,000円)
▽オランダ単月 7トン(122万2,000円)
▽ベルギー単月 119トン(872万9,000円)
▽米 国 4万1,018トン(23億2,725万4,000円)、同6万2,259トン(38億4,932万8,000円)
▽ブラジル 1万8,180トン(8億1,240万円)、同4万9,902トン(23億9,129万4,000円)
▽アルゼンチン 2万4,410トン(10億6,451万円)、同9万5,073トン(42億4,697万4,000円)
▼3月合計 17万1,325トン(83億9,667万7,000円)、1~3月累計47万2,192トン(232億9,847万7,000円)。
 



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