2017年通関
   3月のパーム油輸入5万571トン
  前年比で33.9%の大幅増加
 高値 入荷で単価は17.6%上昇
     
   財務省関税局は去る4月27日に、2017年3月分の輸入通関実績を発表した。
 このうち本年3月の「パーム油」の輸入量は、各国合計で、5万2,236トン(内、原油40トン、パームステアリン6,702トン、精製油4万3,829トン)と、前年同月の3万7,772トンに比べ、数 で1万2,799トン(33・9%)の大幅な増加となった。
 本年第1四半期の輸入経緯は、マレーシアの高値 の入荷から1月が、5・5%の減少、前2月も16・2%の大幅な減少だったものの、当月の急増で1~3月累計の輸入実績は15万738トンと、前年同期に比べ87トン(0・1%)の微減と、ほぼ前年並みの実績に回復している。
 本年3月のパーム油の輸入金額は、各国合計で44億1,724万円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、8万7,347円で、高値時の や前年に比べての為替の円安もあって、前年同月の7万4,271円に比べ、トン当たり1万3,076円(17・6%)上昇している。
 輸入単価は、今年に入ってのマレーシア相場の軟化傾向から、前月に比べると同656円(0・7%)の安値に転じている。
 昨年のパーム油輸入は、為替の円高傾向や、パーム油相場の下落から1年を して輸入単価が軟化した事もあって2016年の年間輸入量は、各国合計で64万7,482トンと、2015年の同61万9,916トンに比べ、2万7,566トン(4・4%)の増加となっている。
 パーム油相場は、昨年11月中旬に一旦、トン当たり3,000リンギ台に上昇し、年明け後も2月中旬までは3,200リンギまで上昇していた。
 その後は、生産回復や輸出需要の低迷に加え、競合するシカゴ大豆油やウィニペグ菜種相場の軟化に追随して値を下げ、直近のマレーシア現地4月27日の期近相場は、トン当たり2,660リンギと、前月同期に比べ、更に201リンギ(7・0%)下落している。
 2017年3月単月及び1~3月累計の主要輸出国別輸入量と金額は次の通り。
▽マレーシア   3万7,948トン(内、原油ゼロ、ステアリン6,056トン、精製油3万1,892トン/合計金額32億4,337万6,000円)、1~3月累計10万3,353トン(内、同ゼロ、同1万5642トン、同8万7,711トン/同88億8,924万2,000円)
▽インドネシア 1万2,601トン(内、原油40トン、ステアリン646トン、精製油1万1,915トン/合計金額11億6,983万9,000円)、同4万6,983トン(内、同40トン、同3,240トン、同4万3,703トン/同42億3,046万3,000円)
▽コロンビア  22トン(全 精製油/金額402万8,000円)、同87トン(全 精製油/金額1,802万5,000円) 
▼3月合計 5万571トン(44億1724万円)、1~3月累計15万738トン(131億8,925万2,000円)。 
 



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