ボーソー油脂㈱
   
    菜種搾油停止、油の販売は継続
 新社長に齋藤典幸常務が昇格
     
   ボーソー油脂㈱(東京都中央区・片岡治男社長)は9日、同社千葉工場(千葉県千葉市稲毛区)を菜種の搾油からコメ搾油に転用する、と発表した。これに伴い、菜種ミールの販売を中止する。同日開催の取締役会で決議した。菜種搾油は今年6月末で終了する。
 事業変更の理由について、同社では「当社の基幹事業であるコメ油の安定した製造・販売を確保するため、千葉工場における菜種搾油(菜種原油ならびに菜種ミールの製造)を平成29年6月末で終了し、その後、コメ搾油(コメ原油ならびに脱脂糠の製造)に転用する。なお、菜種原油を社外から調達することで、菜種食油の販売は継続する」と説明している。
 業績への影響については、菜種ミールの販売を中止にすることによる平成29年度の業績への影響については、平成29年5月12日開示予定の業績予想に織り込むとしている(平成28年度における菜種ミールの販売額は16億9500万円の見込み)。
 同社はまた、9日開催の取締役会で齋藤典幸常務が新社長に昇格するトップ人事を決めた。6月下旬開催の定時株主総会および取締役会で正式に決める。片岡治男社長は相談役に退く。
 社長交代人事について、同社では「植物油業界を取り巻く事業環境の変化に対応すべく、経営基盤の強化を図り、新たな経営体制のもと一層の企業価値向上を目指すもの」としている。
 代表取締役社長に就任する齋藤典幸氏(さいとう・のりゆき)は、昭和29年10月19日、東京都出身。昭和52年3月東京経済大学経営学部卒業、同年4月ボーソー油脂社入社、平成14年7月営業管理部長、平成16年4月油糧事業本部こめ油事業部部長、平成19年6月執行役員油糧事業本部こめ油事業部長、平成21年6月取締役執行役員油糧事業本部こめ油事業部長、平成25年6月取締役執行役員油糧事業本部長兼こめ油事業部長、平成26年6月取締役執行役員油糧事業本部長兼こめ油事業部長兼油糧部長、平成26年9月取締役執行役員油糧事業本部長兼こめ油糧部長、平成28年6月常務取締役執行役員油糧事業本部長兼なたね油糧部長。

このほかの役員人事は次のとおり。
▽取締役執行役員(執行役員)川崎薫
▽社外監査役 松本裕之(弁護士)
▽退任 代表取締役社長片岡治男=相談役に就任予定
▽退任 社外監査役釼持大。



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