日清オイリオグループ㈱
   
   3月期売上微減も大幅増益に
 
油脂・油糧、加工油脂とも好調
 
    
   日清オイリオグループ㈱が10日発表した平成29年3月期決算によると、連結業績は売上高3,249億900万円で前期比0・9%減、営業利益102億3,400万円で同43・6%増、経常利益103億3,400万円で同40・2%増、当期純利益75億6,900万円で同50・8%増と大幅増益となった。
 セグメント の状況は次のとおり。
油脂・油糧事業
売上高2,094億7,700万円(前期比3・9%減)、営業利益51億4,900万円(同65・2%増)。家庭用食用油は、BOSCO発売20周年を迎えたオリーブオイルやゴマ油の販売強化に取り組み、好調に推移するとともに、「日清ヘルシーオフ」をはじめとした機能性の高い油脂の拡販に努め、販売数 は前期を上回った。業務用食用油は、顧客と協働でニーズを発掘する営業展開によって新規取引の開拓に努め、中食・外食向けの販売が好調に推移し、販売数 は前期を上回った。加工用油脂も販売数 は前期を上回ったが、売上高は前期並みとなった。
加工油脂事業
売上高876億7,800万円(同5・3%増)、営業利益41億9,900万円(同41・3%増)。加工油脂製品は、マーガリンの拡販やチョコレート用油脂の新規取引獲得などで販売数 、売上高とも前期を上回った。チョコレート製品は、国内子会社の大東カカオにおいて、小売市場向けの販売が好調に推移したが、一部大手ユーザー向けの販売が低調だったため、販売数量、売上高とも前期を若干下回った。パーム加工品は、海外子会社のISFにおいて前期に続き、マレーシア国内補助金政策の転換を背景とする需要の低迷の影響を受けたが、欧州向けを中心とした付加価値品の販売が好調に推移し、販売数 、売上高とも前期を上回った。製菓原料等(調製品)は、海外子会社のT&Cで新規顧客の開拓などで販売数 は前期を上回ったが、競争激化や日本向け調製品の需給緩和などの影響で売上高は前期を下回った。
 平成30年3月期の連結業績予想は、売上高3400億円で前期比4・6%増、営業利益100億円で同2・3%減、経常利益100億円で同3・2%減、当期純利益65億円で同14・1%減



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