製油メーカー筋
   6月渡し単飼・醸造用大豆粕商談
  シカゴ軟化トン500円下落決着
 7〜9月も2500円安値で55%進捗
 
     
   製油メーカー筋は23日、関東地区の系統飼料メーカー向け2017年6月渡し「単飼ミール」と、味噌、醤油メーカー向けの「醸造用」大豆粕単月商談が、シカゴ大豆ミール相場の軟化と為替の円高により、前回5月渡し商談の平均決着価格からトン当たり500円(キロ当たり50銭)の小幅 値下げで決着した事を明らかにした。
 今回の値下げ決着で、国内の本年6月渡し「単飼ミール」向け大豆粕価格はキロ当たり63円丁度で、「醸造用」が同85円50銭で流 する事になる(大阪、名古屋地区は配送コストの関係で、単飼ミールが同62円丁度で、醸造用が同84円50銭で流 )。
  今回商談の環境については「この一カ月の加重平均でシカゴ大豆ミール相場がトン5ドル下落した。もう一つの要因である為替相場も1米ドル=40銭程度の円高に振れており、何れも値下げ要因となった」(製油メーカー油糧販売責任者)として、シカゴ相場も為替相場も若干ではあるが値下げ要因となった事を示唆した。
  昨年末からの単月商談は、10月渡しでトン当たり3,500円の値下げ、11月渡しでも同2,500円の下げと、昨年の8月以降、4カ月連続での値下げ決着となっていた。
 年末からのミールバリュー上昇や為替の円安傾向から12月は同2,000円、1月渡しでも同4,500円、2月渡しも同2,000円の、3月渡しも同2,000円の値上げと、4カ月連続での値上げ決着となっていた。
 4月渡しは同1,000円の値下げ、前5月渡しも同3,000円の大幅値下と、4月以降は、当月も含め3カ月連続での値下げ決着となった。
7〜9月渡しの長契商談
円安で停滞の中5〜6割

  一方の7〜9月渡し長契商談については、飼料メーカーサイドに、現状のシカゴ大豆ミール相場が底との判断もあり、例年より早い商談のスタートとなり、2割5分程度まで進捗してた。
 その後、シカゴ相場の天候相場入りや、為替の円安傾向から停滞気味であったが、それでも少しづつ買い進められ、現在は5〜6割まで進捗している。
 直近の成約価格については、シカゴ大豆ミール相場の軟化により前回4〜6月渡しの平均決着価格からトン当たり2,500円(4・6%)安い、同5万1,500円中心としている。
 



 愛知油脂卸協同組