米農務省(USDA)
   主要国の17/18年穀物生産高
  豪州が小麦1000万 減少へ
 世界的にイールド低下で減産
 
     
   米農務省(USDA)は去る5月10日(現地時間)に今年初めての報告となる2017/18年産の「主要国農産物生産高予想」を発表した。
 主要国の当クロップの生産高予想は、全世界的なイールドの低下見通しから、旧ソ連が、小麦を前年度(2016/17年穀物年度)から923万トン(7・1%)減の1億2,101万トンに、粗粒穀物も同283万トン(3・0%)減の9,019万トンにそれぞれ下方修正した。一方でトウモロコシについては、同92万トン(1・9%)上方修正して4,835万トンとした。
 中国は、小麦の生産を前年度から215万トン(1・7%)上方修正して1億3,100万トンとした一方で、粗粒穀物を同440万トン(1・9%)減の2億2,304万トンに、トウモロコシも同455万トン(2・1%)減の2億1,500万トンにそれぞれ下方修正している。
  南米勢については、アルゼンチンがトウモロコシ(4,000万トン)、大豆(5,700万トン)については前年度の生産を据置いた。小麦については同100万トン(6・3%)上方修正して1,700万トンにした。一方で、粗粒穀物は同13万トン(0・3%)下方修正して4,765万トンとした。
 ブラジルについては、大豆を前年度から460万トン(4・1%)減の1億700万トンに、トウモロコシも同100万トン(1・0%)減の9,500万トンにそれぞれ下方修正した。
 カナダは小麦の生産を前年度から335万トン(10・6%)下方修正して2835万トンとした一方で、粗粒穀物については同115万トン(4・5%)上方修正して2,678万トンとなった。
 オーストラリアは、異常気象の影響で小麦の生産を前年度から1,000万トン(28・6%)と大幅に下方修正して2,500万トンとした。
 EU28は小麦の生産予想を前年度から553万トン(3・8%)増の1億5,100万トンに、粗粒穀物についても同304トン(2・0%)増の1億5,500万トン)に何れも上方修正した。
  南アフリカは、トウモロコシの生産を前年度は一旦回復していたが、当クロップは前年度から280万トン(18・3%)下方修正して1,250万トンにした。
 



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