日清オイリオグループ㈱
   油脂・油糧事業で20憶強の増益
 渡辺財務部長が決算概要説明
     
   日清オイリオグループ㈱は5月23日、「2017年3月期決算説明会」を開催した。決算概要の詳細については、渡辺信行財務部長が次のとおり説明した。
 売上高3,249億円で前期比0・9%減、営業利益102億円で同43・6%増、経常利益103億円で同40・2%増、当期純利益76億円で同50・8%増
 連結セグメント の営業利益の増減については次のとおり。
 営業利益102・5億円で前期の71・5億円から31億円の増益。
【油脂・油糧事業で20・5億円の増益】
▽販売数量の増加で5・5億円の増益オリーブオイル、ゴマ油などの付加価値商品の拡販
▽市況変動などで23億円の増益=搾油採算の改善、コストに見合う適正価格での販売
▽販管費・その他で4・7億円の減益 
▽子会社利益の増減で1億円の減益
【加工油脂事業で12・5億円の増益】
▽国内加工油脂で2億円の減益=マーガリン、チョコレート用油脂等の拡販、製菓原料(T&Cの調製品)の利益減
▽海外加工油脂で11・5億円の増益=欧州向け付加価値型パーム製品の拡販
▽連結調整で2・5億円の増益。
【ファインケミカル事業で1・5億円の増益】
▽化粧品原料および中鎖脂肪酸油の販売好調。
【ヘルシーフーズ事業で3・5億円の減益】
▽中鎖脂肪酸の事業強化に向けた 販関係の販促費増加など。
〈油脂・油糧の状況〉
 油脂の販売は業務用・加工用が675億円で前期比1・1%減、家庭用が481億円で同2・7%減。合計1,156億円で同1・8%減。セグメント利益への影響については、原料調達が大豆で6億円減、菜種が41・5億円増で差し引き35・5億円の増益要因。為替は大豆51億円、菜種31・5億円のいずれも増益要因で計82・5億円の増益要因。ミールの販売は大豆41・5億円、菜種23・5億円のいずれも減益要因で計65億円の減益要因。原料調達、ミール販売で差し引き87億円の増益要因。販売数 の増加では業務用・加工用で7・5億円の増益要因、家庭用で2億円の減益要因で計5・5億円の増益要因。単価の変動で業務用・加工用が40・5億円の減益要因、家庭用で23・5億円の減益要因で計64億円の減益要因。
〈加工油脂の状況〉
 売上高876億円で前期比5・3%増、営業利益41億円で同41・3%増。販売構成は海外62%、国内38%。国内の販売構成はマーガリン・ショートニングが21%、チョコレート用油脂が4%、チョコレート製品が47%、製菓原料等(調製品)が29%。海外の販売構成は欧州向け43%、マレーシア国内39%、その他の地域18%。
 セグメント利益への影響は国内の加工油脂製品で1・5億円の増益要因、チョコレート製品は前期並み、製菓原料(調整品)が3・5億円の減益要因で差し引き2億円の減益要因。海外はパーム加工品で11・5億円の増益要因。連結調整で2・5億円の増益要因。
 



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