2017年通関
   4月のパーム油輸入量4万29トン  
  前年比で31.7%の大幅減少
 高値輸入荷で単価は15.9%上昇
     
   このうち本年4月の「パーム油」の輸入 は、各国合計で、4万29トン(内、原油ゼロ、パームステアリン2,920トン、精製油3万7,109トン)と、前年同月の5万8,636トンに比べ、数量で1万8,607トン(31・7%)の大幅な減少となった。
 本年のパーム油輸入経緯は、マレーシアの高値 の入荷から1月が5・5%の減少、2月も16・2%の大幅な減少だった。前3月は33・9%の大幅な増加となり、輸入累計も前年並みで推移していたが、当月の急減で1〜4月累計の輸入実績は19万768トンと、前年同期に比べ1万8,695トン(8・9%)の減少で推移している。,
 本年4月のパーム油の輸入金額は、各国合計で34億8,813万1,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、8万7,140円で、マレーシアパーム油相場の上昇から、前年同月の7万5,209円に比べ、トン当たり1万1,931円(15・9%)上昇している。
 輸入単価は、マレーシア相場の軟化傾向や為替の円高から、前月に比べると更に207円(0・2%)下落している。
 昨年のパーム油輸入は、為替の円高傾向や、パーム油相場の下落から1年を通して輸入単価が軟化した事もあって2016年の年間輸入量は、各国合計で64万7,482トンと、2015年の同61万9,916トンに比べ、2万7,566トン(4・4%)の増加となっている。
 パーム油相場は、昨年11月中旬に1旦、トン当たり3,000リンギ台に上昇し、年明け後も2月中旬までは3,200リンギまで上昇していた。
 その後は、生産回復や輸出需要の低迷に加え、競合するシカゴ大豆油やウィニペグ菜種相場の軟化に追随して値を下げていたが、直近は輸出需要の増加等からマレーシア現地5月30日の期近相場が、トン当たり2,757リンギと、前月同期に比べ97リンギ(3・6%)の上昇に転じている。
 2017年4月単月及び1〜4月累計の主要輸出国輸入量と金額は次の通り。
マレーシア
2万7,528トン(内、原油ゼロ、ステアリン2,433トン、精製油2万5,095トン/合計金額23億7,062万9,000円)、1〜4月累計13万881トン(内、同ゼロ、同1万8,075トン、同11万2,806トン/同112億5,987万1,000円)
インドネシア
1万2,489トン(内、原油ゼロ、ステアリン487トン、精製油1万2,001トン/合計金額11億1443万8,000円)、同5万9,432トン(内、同40トン、同3,727トン、同5万5,705トン/同53億4,490万1,000円)
コロンビア   
12トン(全般精製油/金額306万4,000円)、同98トン(全般精製油/金額2108万9,000円)  
▼4月合計 
4万29トン(34億8,813万1,000円)、1〜4月累計19万768トン(166億7,738万3,000円)。
 
 
 
     



 日本ひまし工業会