日本植物蛋白食品協会
   篠崎専務が事業報告など説明
 16年の国内生産 前年比2.1%増
     
   (続報)日本植物蛋白食品協会(東京都港区・久野貴久会長)はこのほど、東京・大手町の「KKR東京」で記者会見を開催し、先に開かれた平成29年度 常総会の概要報告を行った。会見では、篠崎専務理事が平成28年度の事業報告、29年度の事業計画について次のとおり説明した。
 植物性たん白の生産、出荷・自社使用 について、2016年の植物性たん白の国内生産 は4万5,814トンで前年比102・1%。うち、大豆系が3万8,330トン、小麦系が7484トンだった。大豆の中では粉末状濃縮の生産が同83・0%、粉末状分離が103・2%。一方で、粒状大豆たん白が103・9%となったことから、大豆合計では103・3%と伸びた。小麦については、粒状が95・6%、ペースト状が96・5%、粉末状も97・7%となり、合計では96・7%となった。
 出荷・自社使用 は6万337トンで同102・2%。内訳は、大豆が粉末状濃縮が84・5%、粉末状分離が97・6%、粒状大豆たん白が106・8%で全体では104・0%。小麦については、粒状が96・1%、ペースト状が97・7%、粉末状が99・6%となり、全体では98・9%となった。
 JAS格付検査依頼数 については、日本穀物検定協会がとりまとめているが、2016年の格付検査数 は3万2,852トンで前年比100・3%となった。うち、乾燥品が3万1,243トンで同101・1%、ペースト状が1,525トンで同87・5%、冷凍品が84トンで同68・9%。
 2016年の植物性たん白の輸入 は4万7,028トンで同105・8%。大豆系が2万6,528トンで同107・6%、小麦系が2万501トンで同103・6%。
 協会の事業内容については、植物性たん白の消費増進、普及啓発に関する事業として、昨年度に引き続き、パンフレットの統計記載ページを更新するとともに、対外的なプレゼンテーション用資料を整備。また、試供品、レシピ集などの配布を行った。外部主催事業への参画としては、展示会では昨年5月に開催された「ifia JAPAN2016」(国際食品素材/添加物展・会議)に協賛・参加し、日本医療栄養センターの井上正子所長に「日本人の健康づくりに活躍する植物たん白〜脳の働きを活発にするブレインフード(健脳食)としての植物性たん白の可能性〜」、不2製油・開発部門価値づくり市場開発室第3グループの工藤透グループリーダーに「大豆たん白の機能性と加工食品への応用」について講演してもらうとともに、植物性たん白のパンフレット、試供品およびレシピ集を配布した。このほか、第63回日本栄養改善学会学術総会(9月)に参加するとともに、パンフレット、試供品、レシピ集を配布した。
 29年度の事業計画については、「FOOMA JAPAN2017」(国際食品工業展、6月13~16日)、「ファベックス2017(惣菜デリカ・弁当・中食・外食・給食・配食業務用専門展、4月12~14日)、「ifia JAPAN2017」(国際食品素材/添加物展、5月24~26日)に出展。このほか、「農林水産祭」、「日本栄養改善学会学術総会」(9月13〜15日、アスティ徳島)など各種食品関係行事、イベントに参加する。また、引き続き試供品やパンフレット、レシピ集などの配布を実施する。
 



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