㈱J-オイルミルズ
   
 倉敷工場の竣工式を開催する  
  豆油7万トンミール30万
 省力化実現従業員20人で運営
     
 
神事・始動之儀でスイッチを
押す八馬社長
 ㈱J-オイルミルズ(東京都中央区・八馬史尚社長)は、6月13日、竣工した岡山県倉敷市 島乙島の倉敷工場において、JFEエンジニアリングを事業主体にした建設工事関係者、全農サイロ、JA西日本飼料、米農務省関係者、アメリカ大豆輸出協会等取引先各社を招いて「竣工安全祈願祭」を開催した。竣工式終了後には、会場を倉敷市内の倉敷国際ホテルに移して直会を開催した。(直会での挨拶関連は続報)
  約50年ぶりに新設された大豆搾油工場の概要は、敷地 積が2万8250平方メートルで、岡山県倉敷市 島乙島新湊8266番地に所在。延床面積は7167平方メートル。生産品目は、大豆原油、大豆ミール、大豆豆皮で、生産能力は年間搾油37万トン(大豆油7万トン、大豆ミール30万トン)。6月15日から稼働する事になる。
 原油タンクの容 は950kl×2、ミールサイロは容 700トン×8基。
 徹底した自動化、省力化を達成し工場従業員は、従来の約半分の20人で運営する事になる。設備投資費は117億円で、新工場のコンセプトは〃省力化〃となっている。
 SCM(サプライチェーン・マネジメント/供給連鎖管理)は原料荷役・保管は全農サイロが担当し、製品ミールはJA西日本くみあい飼料へ密閉式のコンベアで搬送する。大豆原油については、主に神戸工場へ船で出荷して精製を行う。
 ただ、同社専用の原料バースが完成するのは2年後になり、それまでは全農サイロからトラックで原料を搬入する事になる。全農サイロの搬入能力は一日、5,000トンとなっている。
 午前9時から行われた工場見学会は、エレベーターで5階に上がり前後処理行程原料篩機から始まり四階のクラッキングロール、一階のフレーキングロールへ。外部はスチームチューブドライヤー、ユーティリティ関連、LNG設備、特高変電所、排水処理を見学。その後抽出棟の外観を見学し、原油ローリー出荷棟、原油タンク・ミールサイロの順で見学を終了した。
 引率した細田工場長によると、「原料大豆は、圧扁ローラーで抽出しやすくして、原油は内航船を使って神戸工場や清水工場に運んで精製する事になる。
 
      
   前後処理棟のスチーム
チューブドライヤー
 竣工がなった倉敷工場全景  
     



  マレー・パーム油需給