マレー・パーム油需給
   
 5月の生産量165万トン強で6.9%
 増加輸出量17%増で在庫は2.6%減に
     
   MPOB(マレーシア・パームオイル・ボード)は13日、今年5月分のマレーシア・パーム油需給統計を発表した。
 当月の原油生産量は165万4,494トンとなり、前月と比べ6・9%増となった。前年同月(136万4,583トン)との比較でも21・2%増となり、エルニーニョによる昨年の減産から着実に回復している。
  内訳は半島部が86万5,067トンで前月比5・5%増、東マレーシアが78万9,427トンで同8・4%増(サバ州が46万1,650トンで同7・8%増、サラワク州が32万7,777トンで同9・3%増)。
 在庫量は原油在庫が78万9,289トンで同8・4%減。内訳は半島部が34万9,042トンで同16・5%減、東マレーシアが44万247トンで同0・8%減(サバ州が31万9,915トンで同0・7%増、サラワク州が12万332トンで同4・7%減)。精製パーム油在庫は76万8,330トンで同4・1%増。半島部が46万9535トンで同0・5%増、東マレーシアが29万8,795トンで同10・4%増(サバ州が20万2,803トンで同14・4%増、サラワク州が9万5,992トンで同2・7%増)。この結果 、トータル在庫量は155万7,619トンで同2・6%減となった。前年同月(164万9,859トン)との比較でも5・6%減。
  輸出量は150万5,929トンで前月比17・3%増、前年同月(128万2,453トン)との比較でも17・4%の増加。
 事前予想の平均は生産 が163・3万トン、輸出量が145・8万トン、在庫量が157・9万トンーー。生産量は引き続き順調に回復しているものの、ラマダンを前に、輸出需要が堅調に推移したことから、月末在庫量は再び減少に転じた。
 発表当日の相場は、在庫の減少は強材料となったものの、今後の生産回復見通し、ラマダン需要の反動で6月の輸出量が減少するとの見方が圧迫要因となり、反落した。先物相場は、8月きりで先週末比25リンギ安の2,432リンギ。一時は2425リンギと、昨年8月8日以来10カ月ぶりの安値まで値を下げた。このほか、マレーシア・リンギ高にも圧迫された。
 



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