日華油脂㈱
   日華油脂が創立100周年
  「日華油脂のあゆみを」を発刊
 河合社長「社会に貢献する企業」
  
 
 日華油脂㈱(東京都中央区・河合春彦社長)は今年3月、創立100周年を迎えた。このほど、日華油脂100周年史「日華油脂のあゆみ」を発刊した。
 同社は1917年(大正6年)3月に創立。日本綿花(現双日)と3菱合資会社(現三菱商事)の共同出資で、日華製油(本社は東京、工場は中国・漢口)として発足した。翌年には日本油脂工業を併合し、九州の若松工場として大豆油の抽出を開始し、その後、1942年(昭和17年)、社名を「日華油脂株式会社」として現在に至っている。
 近年では2000年(平成12年)にホーネンコーポレーションの傘下に入り、統合・合併を経てJーオイルミルズグループの一員として今日に至り、独自の営業活動を継続している。
 100周年史で、河合春彦社長は「弊社は創立時より一貫して油脂類
 河合春彦社長
の製造加工・販売を中心に取り組んできたが、この間には戦争による在外資産の喪失などの困難や幾多のターニングポイントに遭遇してきた。その都度それらを一つ一つ乗り越えきた先人たちの尽力もまた、100周年を迎えることができた礎であることを決して忘れることなく、日華油脂に関わっていただいた全ての方々にも深く感謝したいと思う」と感謝の言葉を述べるとともに、「弊社の使命が『食』にとって基本商品である『油』をお客様に安心・安全を維持し、安定的にお届けすることは今後とも変わることなく、『食』に関わるお客様へのお役にたてることに一層の磨きをかけていく。『食』は人の幸せになくてはならないものであり、その縁の下を支える『油』という仕事を じ、幸せを広げることを念頭に置き、次の100年に向けてもたゆま 努力を日々重ねていきたいと思う。特に日常に根ざし弊社製品をお取り扱っていただく皆様との人間関係を大事にし、皆様からの信頼の絆がより太いものとなることで、社会に貢献できる企業として存在し続けていけるように努めていく」とし、次の100年に向けた意欲を語っている。
 100周年史は、年表で100年の歩みを振り返り、初代社長の武市利美氏から河合現社長まで歴代24人の社長一覧を記載。また、キーワードで紐解く日華油脂の歴史と題し、「創業〜激動の時代の中で」「戦争〜戦時特需と混乱の中で」「若松工場〜日本国内進出の第一歩」「海外事業〜東南アジアまで拡大した拠点」「設備合理化〜生産性の向上に向けて」「製品の多様化〜油脂一環作業のパイオニア」「経営の変遷〜時代とともに」ーーとまとめ、その歴史と伝統を記している。
 
     


豆種油斗缶