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   17/18年世界の粗粒穀物生産
  13億1033万トン前月比0.1%減 
 供給減で期末在庫も0.2%微減
     
   米農務省(USDA)は、去る6月9日(現地時間)に今年2回目の報告となる2017/18年クロップ世界の新穀「粗粒穀物」生産高見通しを発表した(粗粒穀物はトウモロコシ、マイロ、こうりゃん、えん麦、大麦、ライ麦、粟及び雑穀等の飼料穀物生産全体の規模を示す)。
 それによると、世界の新穀粗粒穀物生産高予想は、前月(5月10日)発表で生産高予想を下方修正した旧ソ連12共和国、ウクライナが一転して増産予想に転じたものの、それを上回る数 でカナダ、EUー28が下方修正した事で、全世界合計では前月発表から150万トン(0・1%)下方修正して13億1033万トンとなった。
 主要国の中で生産高予想を下方修正させた国は、前述したカナダが前月から100万トン(3・7%)減の2578万トンに、EUー28も同150万トン(1・0%)減の1億5350トンにそれぞれ下方修正した。
 生産高予想を上方修正した国は、旧ソ連12共和国が前月から50万トン(0・6%)増の9,069万トンに、ウクライナも同50万トン(1・4%)増の3,729万トンに、それぞれ上方修正している。
 その他の米国(3億7,039万トン)、アルゼンチン(4,765万トン)、オーストラリア(1,188万トン)、ブラジル(9,760万トン)、メキシコ(3,183万トン)、東南アジア(2,966万トン)、中国(2億2,304万トン)、ロシア(4,115万トン)の各国は、前月発表を据置いている。
 粗粒穀物の需給予想では、消費高予想で米国(3億2,686万トン)、メキシコ(4,819万トン)、中国(2億5,548万トン)、日本(1,705万トン)等が前月発表を据置く中で、ブラジルだけが同50万トン(0・8%)上方修正して6,475万トンした。
 一方で、旧ソ連12共和国が同50万トン(0・9%)減の5,800万トンに、ロシアも同40万トン(1・2%)減の3,225万トンに、EUー28も同30万トン(0・2%)減の1億6,052万トンに、それぞれ下方修正した事で、全世界では前月から僅か40万トン下方修正して13億4,950万トンとなった。
 輸入高予想は、EUー28が前月から100万トン(6・8%)上方修正して1,561万トンとした事で、全世界では前月から90万トン(0・5%)上方修正して1億7,895万トンとなった。
 輸出高予想は、ほとんどの主要国が据置いた事で、全世界では前月発表から90万トン(0・5%)上方修正して1億8,683万トンとなった。
 輸出需要の増加を上回る供給 の下方修正で、2017/18年産粗粒穀物の期末在庫予想は前月発表から更に40万トン(0・2%)下方修正して2億2,098万トンとなった。
 



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