2017年通関
   5月のパーム油輸入6万8660トン
  前年比で50.3%の大幅増加
 高値玉入荷で単価は13.3%上昇
     
   財務省関税局は6月29日に、2017年5月分の輸入 関実績を発表した。
 このうち本年5月の「パーム油」の輸入 は、各国合計で、6万8,660トン(内、原油ゼロ、パームステアリン1万1,261トン、精製油5万7,399トン)と、前年同月の4万5,684トンに比べ、数量で2万2,976トン(50・3%)の大幅な増加となった。,
 本年のパーム油輸入は、マレーシアの高値 の入荷から1月が5・5%の減少、2月も16・2%の大幅な減少だった。3月は33・9%の大幅な増加となり、輸入累計も前年並みで推移していた。
 前4月が31・7%の大幅な減少で累計数量は前年割れに戻っていたが、当月の急増で1~5月累計の輸入実績は25万9,428トンと、前年同期に比べ8,855トン(3・5%)の増加に転じている。
 本年5月のパーム油の輸入金額は、高値相場時の の入荷もあって各国合計が59億7,582万4,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、8万7,035円で、前年同月の7万6,808円に比べ、トン当たり1万227円(13・3%)の上昇となっている。
 輸入単価は、マレーシア相場の軟化傾向や為替の円高から、前月に比べると更に105円(0・1%)下落している。
 昨年のパーム油輸入は、為替の円高傾向や、パーム油相場の下落から1年を通して輸入単価が軟化した事もあって2016年の年間輸入 は、各国合計で64万7,482トンと、2015年の同61万9,916トンに比べ、2万7,566トン(4・4%)の増加となっている。
 パーム油相場は、昨年11月中旬に一旦、トン当たり3,000リンギ台に上昇し、年明け後も2月中旬までは3,200リンギまで上昇していた。
 その後は、生産回復や輸出需要の低迷に加え、競合するシカゴ大豆油やウィニペグ菜種相場の軟化に追随して値を下げていたが、5月は輸出需要の増加等から一旦値を戻していた。
 その後、輸出需要の低迷と、生産増加予想等からマレーシア現地6月30日の期近相場が、トン当たり2,596リンギと、前月同期に比べ161リンギ(5・8%)安になり、再び下落に転じている。
 2017年5月単月及び1~5月累計の主要輸出国別輸入量と金額は次の通り。

 



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