日本フードサービス協会
   5月の外食産業市場動向調査 
  全店売上げ前年比2.2%増に
 9カ月連続で伸長、客数2.1%増
     
   日本フードサービス協会(JF)が発表した今年5月の外食産業市場動向調査結果によると、全店売上げは前年同月と比べ2・2%増となり、9カ月連続で前年を上回った。客数は同2・1%増と9カ月連続で伸長、客単価は同0・1%増と2カ月ぶりに前年を上回った。
 当月は日曜日が1日少ない曜日回りで、ファミリーレストラン(FR)など休日需要が多い業態では客数に影響したものの、全体としてはゴールデンウィーク(GW)期間や月後半を中心に概ね客足が堅調だった。店舗数は同0・6%増。
 業態別では、ファーストフードの売上げは同3・5%増と伸長し、18カ月連続で前年を上回った。客数は同3・0%増、客単価も同0・5%増。業種 では、「洋風」の売上げは同4・6%増(客数同5・2%増、客単価同0・5%減)。GW向けの期間限定メニューなどが好評だった。牛丼などの「和風」は同3・8%増(同1・5%増、同2・3%増)。新メニューに合わせたトッピング訴求で客単価が上昇した。「麺類」は同5・7%増(同4・3%増、同1・3%増)。前月投入のメニューが好調を維持、メディア露出も後押しした。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同1・1%減(同2・9%減、同1・9%増)。店舗数減が影響した。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同0・5%増(同1・1%減、同1・6%増)。カレーが昨年末の価格改定による客単価上昇で売上げはわずかではあるが前年を上回った。
 ファミリーレストランの売上げは同0・1%減と2カ月連続で前年を下回った。客数は同1・0%減、客単価は同1・0%増と伸長した。日曜日が少ない曜日回りが影響した。業種 では、「洋風」の売上げは同0・4%減(同0・8%減、同0・4%増)。GWや母の日などのイベントが好調だったが、平日の集客が振るわないところもあった。「和風」は同2・0%減(同2・6%減、同0・6%増)。GW後の落ち込みと店舗数減で売上げは前年を下回った。「中華」は同0・2%減(同1・7%減、同1・5%増)。販促キャンペーンを行うも客足が伸び悩んだ。「焼肉」は同4・6%増(同4・3%増、同0・3%増)。G左ブルのファミリー需要やSNSでのクーポン配信などが奏功した。
 パブ・居酒屋の売上げは同1・2%増、客数同1・8%増、客単価同0・6%減。GW後に落ち込んだところもあったが、後半に客足が回復、客数は三カ月連続で前年を上回り、売上げは二カ月ぶりに伸長した。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは、店舗増と新店の好調で同4・2%増(同6・5%増、同2・2%減)。「居酒屋」は同0・5%増(同0・2%増、同0・2%増)。店舗整理が奏功した。,
 ディナーレストランの売上げは同3・6%増と7カ月連続で伸長。客数同4・3%増、客単価同0・7%減。各社まちまちで、高級業態の一部で振るわないところもあったが、店舗数増もあって売上げは伸長した。喫茶の売上げは同3・7%増、客数同1・9%増、客単価同1・8%増。天候に恵まれ気温が上がったこともあり、アイスドリンクの売れ行きが好調だった。
 店舗数は、ファーストフードが同0・9%増(洋風0・7%減、和風2・0%増、麺類4・1%増、持ち帰り米飯/回転寿司1・1%減、その他0・9%増)、ファミリーレストランが同0・4%増(洋風0・3%増、和風1・1%減、中華1・4%増、焼肉2・6%増)、パブ/居酒屋が同3・7%減(パブ・ビヤホール4・4%増、居酒屋5・0%減)、ディナーレストランが同3・3%増、喫茶が同1・3%増。
 


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