USDA
   主要国の17/18年穀物生産高
  旧ソ連が二穀物更に増産
 中国、豪、亜、EUは下方修正
     
   米農務省(USDA)は去る7月12日(現地時間)に今年3回目の報告となる2017/18年産の「主要国農産物生産高予想」を発表した。
 主要国の当クロップ生産高予想は、前回(6月9日)発表で小麦、粗粒穀物、トウモロコシの全ての穀物を上方修正していた旧ソ連が、今回発表では小麦を更に216万トン(1・8%)増の1億2,517万トンに、粗粒穀物も更に45万トン(0・5%)増の9,114万トンに、それぞれ上方修正した。ただ、トウモロコシについては、僅か5万トン(0・1%)ではあるが下方修正して4,880万トンとしている。
 中国は、粗粒穀物(2億2,304万トン)とトウモロコシ(2億1,500万トン)については、前月発表を据置いたものの、小麦については同100万トン(0・8%)下方修正して1億3,000万トンとした。
 南米勢については、アルゼンチンが小麦(1,750万トン)、トウモロコシ(4,000万トン)、大豆(5,700万トン)については前月発表を据置いたものの、粗粒穀物については、前月から40万トン(0・8%)下方修正して4,725万トンとなった。
 ブラジルについては、前クロップから下方修正した大豆(1億700万トン)、トウモロコシ(9500万トン)の何れについても2カ月連続で前月発表を据置いている。
 カナダは小麦(2,835万トン)、粗粒穀物(2,578万トン)の何れの穀物も前月発表を据置いた。
 5月の発表で、異常気象の影響により、小麦の生産を前年度(2016/17年クロップ)から1,000万トン(28・6%)と大幅に下方修正して2,500万トンとしていたオーストラリアは、前月発表では2,500万トンを据置いていたが、今回発表では、前月から150万トン(6・0%)下方修正して2,350万トンとしている。
 前月発表で下方修正したEU28は、小麦の生産予想を前月から更に75万トン(0・5%)減の1億5,000万トンに、粗粒穀物についても同80万トン(0・5%)減の1億5,270万トンに何れも下方修正した。
 南アフリカは、トウモロコシ(1,250万トン)の生産を前月と据置いている。南アのトウモロコシ生産予想は、前年度に比べると390万トン(23・8%)の減産見通しとなっている。
 


カナダ菜種