JF(日本フードサービス協会)
   6月の外食産業市場動向調査 
  全店売上げ前年比4.7%増に
 10カ月連続で伸長、客数3.5%増
     
   日本フードサービス協会(JF)が25日発表した今年6月の外食産業市場動向調査結 によると、全店売上げは前年同月と比べ4・7%増となり、10カ月連続で前年を上回った。客数は同3・5%増と10カ月連続で伸長、客単価も同1・2%増と2カ月連続で前年を上回った。
 当月は、梅雨時期ではあったものの、天候が比較的安定していたことが客足にプラスとなった。店舗数は同0・5%増で推移。 
 業態別では、ファーストフードの売上げは同6・9%増と伸長し、19カ月連続で前年を上回った。客数は同4・6%増、客単価も同2・2%増と好調な動き。業種別では、「洋風」の売上げは同11・7%増(客数同9・3%増、客単価同2・2%増)。ボリューム感を訴求したフェア品や個人客をターゲットにしたセットメニュー等が好評だった。牛丼などの「和風」は同1・8%増(同0・9%減、同2・7%増)。季節セットメニューや定食メニューで客単価は上昇した。「麺類」は同4・4%増(同3・1%増、同1・3%増)。新メニューが好調で店舗数も増加した。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同2・2%増(同0・5%減、同2・8%増)。価格が高めの商品を増やした回転寿司で客単価が上昇した。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同3・7%増(同2・0%増、同1・7%増)。カレーが昨年末の価格改定で引き続き客単価が上昇している。
 ファミリーレストランの売上げは同3・0%増と2カ月ぶりに前年を上回った。客数は同1・0%増、客単価は同1・9%増。業種 では、「洋風」の売上げは同2・6%増(同1・0%増、同1・5%増)。フェア品の好調やディナー時間帯の客数増もあって、売上げは伸長した。「和風」は同0・4%減(同0・9%減、同0・5%増)。店舗数減で売上げは前年を下回った。「中華」は同2・5%増(同0・5%増、同2・0%増)。創業記念キャンペーンや他業界とのコラボが好調で客単価が上昇した。「焼肉」は同10・0%増(同9・4%増、同0・5%増)。SNSでのクーポン配信や肉の日(29日)イベントなどで集客が好調だった。
 パブ・居酒屋の売上げは同1・8%増、客数同2・4%増、客単価同0・6%減。金曜日が1日多い曜日周りにも支えられて客足が好調で、売上げは2カ月連続伸長した。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは、新店の好調、週末の集客増大で同6・2%増(同8・4%増、同2・1%減)。「居酒屋」は同0・7%増(同0・6%増、同0・2%増)。これまでの店舗整理や業態転換の効 が表れ、2カ月連続で伸長した。
 ディナーレストランの売上げは同3・8%増と8カ月連続で前年を上回った。客数同4・8%増、客単価同1・0%減。各社まちまちで、高級業態の1部で振るわないところもあったが、季節メニューの投入や店舗増もあって売上げは伸長した。喫茶の売上げは同2・3%増、客数同0・9%増、客単価同1・4%増。天候に恵まれたこと、プリペイドカードへのポイントアップキャンペーンなどが奏功し、売上げは増加した。
 店舗数は、ファーストフードが同0・8%増(洋風0・7%減、和風1・8%増、麺類4・3%増、持ち帰り米飯/回転寿司1・1%減、その他1・0%増)、ファミリーレストランが同0・6%増(洋風0・5%増、和風1・0%減、中華1・4%増、焼肉3・0%増)、パブ/居酒屋が同3・3%減(パブ・ビヤホール4・4%増、居酒屋4・4%減)、ディナーレストランが同2・8%増、喫茶が同0・7%増。
 


加工用油脂