加工用油脂
   7〜9月渡し「コーン油」商談
   在庫増加も据置きで決着
 豆・種価格維持で値下げ反発
     
   製油メーカー筋は7月26日、国内のマーガリンメーカー向け7〜9月渡し「コーン油」ローリー物(コーンサラダ油バルク積み)商談が、前回4〜6月渡しの平均決着価格と同値据置きで6月末に決着していた事を明らかにした。
 コーン油の国内在庫過剰を背景に、マーガリンメーカーを中心に値下げ要求があったものの、前回商談で同じ理由からキロ当たり4円の値下げで決着した経緯があり、今回商談では事後に本格化する同期の大豆・菜種油商談の軟化に歯止めを掛ける意味合いからもコーン油価格を維持した。
 今回の据置き決着で7〜9月の国内コーン油価格はキロ当たり127〜129円で流 する事になる。
 今回商談の環境については、主要製品コーンスターチの原料であるトウモロコシが、6月末の期近相場が、ブッシェル当たり356・75セントと、前回商談決着時の355・75セントと、ほぼ同じレベルであった。為替相場も1米ドル=111円〜112円内で推移した。
 コーン油商談に影響を与える月末在庫は、農水省が6月末に発表した2017年5月のコーン油月末在庫は6,001トンで、前年同月に比べ412トン(7・4%)の増加ではあったが、前回商談時の1月末在庫6,080トンに比べると79トン(1・3%)削減されている。
 



 築野食品工業㈱