2017年通関
   6月豆粕輸入12万4873トン18.8%減
  単価4万6947円11.9%の上昇
 国産と価格接近で累計7.5%減
     
   財務省関税局は7月28日に、2017年6月分の輸入通関実績を公表した。このうち「大豆粕」の輸入量は、各国合計で12万4,873トンと、前年同月の15万3,764トンに比べ、数量で2万8,891トン、比率で18・8%の減少となった。
 このうち、米国からのDDGS(トウモロコシ蒸留粕)の輸入規制を行った中国産は、同国の堅調な畜産需要を背景に大豆粕の国内需要が増加し、3月は3万7,283トン(前年同月比57・3%減)に急減していたが、4月以降は回復傾向になっている。
 当月の中国産の輸入実績は、9万7,551トンで、全体に対するシェアは78・1%と、前年同月の85・0%に比べると6・9ポイント低下しているが、前月に比べると更に10・6ポイント上昇している。   今年の大豆粕の輸入経緯は、1月が41・6%の大幅な増加、2月が5・4%の減少、3月は25・7%の大幅な増加、4月は25・1%の減少と増減を繰り返していた。前5月は49・0%の減少と輸入単価の上昇傾向から4月以降は3カ月連続での大幅な減少となった。
 3カ月連続での大幅減少から1〜6月の輸入累計は、79万4,758トンと、前年同期を6万4,343トン(7・5%)下回って推移している。
 本年6月の大豆粕の輸入金額は、各国合計で58億6,243万5,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、4万6,947円で、前年同月の4万1,962円に比べ、トン当たり4,985円(11・9%)の上昇となっている。
  輸入単価は、為替相場が乱高下し2月までは円高傾向で、その後の為替の円安から3月は1旦、前月比で高値に、4月は円高の影響で安値となり、前5月は再び高値に転じてたが、当月は円高の影響から、前月比3,385円(6・7%)下落している。
2017年6月単月と1〜6月累計の大豆粕の主要国 輸入実績と金額は次の通り。

韓 国 1万1,922トン(5億4,196万9,000円)、1〜6月累計6万1,448トン(29億6,219万8,000円)
中 国 9万7,551トン(42億6,333万円)、同28万5,497トン(130億4,344万円)
台 湾 52トン(475万1,000円)、同241トン(2,559万3,000円)
ベトナム 26トン(146万3,000円)、同52トン(291万8,000円)
マレーシア 72トン(470万4,000円)、同112トン(910万7,000円)
インド 4,906トン(3億866万円)、同17万3,304トン(84億7,577万7,000円)
デンマーク 25トン(343万5,000円)、同200トン(2,551万2,000円)
オランダ 7トン(129万5,000円)、同14トン(251万7,000円)
ベルギー 95トン(775万9,000円)、同307トン(2,382万1,000円)
米 国 1万217トン(7億2,506万9,000円)、同9万6,939トン(62億1,623万2,000円)
6月合計 12万4,873トン(58億6,243万5,000円)、1〜6月累計79万4,758トン(389億4,833万6,000円)。
 



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