かどや製油㈱
   佐野専務がゴマ原料動向を説明
  東アフリカ減産で相場上昇
 50周年キャンペーン下期も展開
   
  (続報)かどや製油㈱(東京都品川区・小澤二郎社長)は1日、東京・下目黒の「香港園」で記者会見し、2017年第1四半期決算の概況や販売動向、さらには直近の原料動向などについて報告した。当日は佐野雅明専務が次のとおり原料動向を説明した。
1、原料動向については過去2年半で一時2,000ドルまで上昇したが、その後は下げに入り、1,000ドルを切る局 もあった。やはり、2000ドルから1,000ドル割れとなると、さすがに農民も生産意欲が減退する。パラグアイのように3分の1や4分の1の生産 になった国もある。もちろん、1,000ドルが続いてくれたらありがたいが、再生産という意味では1000ドルは安いという感触を持っている。
 1、いま、中国の買い付けが昨年と比べスローである。宴会の禁止や景気の後退、さらに食生活の変化によって中華料理が減り、イタリア料理が増えているなど、いろいろな要因が言われるが、どうも中国のゴマ油の消費がおかしい。大豆、トウモロコシの輸入は景気が悪いといいながら減っていない。大豆の輸入 は増えているが、ゴマは頭打ちの状況となっている。だからこそ、生産 が減りながらも、中国が前年と比べ買っていないことが、なかなか相場が上がらなかった原因となっている。
 1、しかしながら、ここにきてタンザニア、モザンビークなどの生産 が減少している中、相場はここ2〜3週間で急激に上がっている。搾油用は現在、1200ドルまで上昇している。このレベルがどの程度安定供給につながるのか不透明だが、この2年半の安値は終わり、今後は厳しい状況になってくるのではないかと考えている。これが1,500ドルになるのか、2,000ドルになるのかわからないが、インドも多雨で懸念が生じており、原料相場は予断を許さない状況に変わっている。東アフリカが低調。これから西アフリカの作付けが始まるが、1,200ドルを見て西アフリカの農民の栽培意欲が高まるかどうか。一方、中国の買いがこのままスローであれば、また落ち着く可能性もある。中国の動向、アフリカの動向を見ながら綱引きの状況となっている。
オリジナル リカちゃん
プレセントキャンペーン

 また、純正ごま油50周年記念キャンペーン「かどやの純正ごま油50周年オリジナル リカちゃん人形プレセントキャンペーン」の概要について、同社マーケティング課の福島香美課長と担当の那須美衣子氏が説明を行った。
 継続して実施している純正ごま油発売50周年記念キャンペーンだが、今秋は純正600g(濃口含む)、400g、300g、200g、純白400g・200gの各種ゴマ油商品を対象に、「オリジナルリカちゃん人形」が3000人に当たるプレゼントキャンペーンを展開する。期間は今年10月1日〜来年1月31日まで。応募方法はWEB(締切は来年1月31日23時59分まで)かハガキ(締切は来年1月31日消印有効)。
 



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